低体温症って怖い。。 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

早いものでチャレンジ富士五湖から三日目となりました。昨晩軽く走ろうと思ったが仕事の飲みが入ってしまいました。今日は疲労抜きジョグしたいです。脚や腰に張りはありますが日常生活をするのに支障ないレベルなので来週から東京柴又100キロに向けて練習開始します。しかし東京柴又は6月開催だから暑そうです。今は寒いレースより暑いレースを走りたいと思ってるけど暑いレースも厳しいですからね。。


タイトルについて書きます。

今回のチャレンジ富士五湖を走った方のブログを読んだり話を聞くと【低体温症】って言葉がたくさん出てきます。

意味や症状は分かってるつもりでした。また私は低体温症にならずに良かったと思っていました。。。

Googleで検索するとwikipediaの解説が分かりやすかったので改めて読みました。その中でこんな解説がありました。

以下wikipediaから抜粋

温度と生化学反応

生化学的反応の例を挙げるなら酵素の反応だが、これらは通常の場合において、特に動物が利用する酵素は、至適温度が40°C前後である(=40°C前後で最も効率良く働くということ)ものが多いが、これはヒトの中心温度(37°C前後。直腸温度などが最も近い)に近いため、体内で効率よく働くことができる。俗に「腹を冷やすと下痢(消化不良)になる」と言われるが、その原因の一つとして、消化管の温度低下によってこれらの酵素の一種である消化酵素の働きが鈍り、消化作用が阻害されることが挙げられる。

以上 wikipediaから抜粋。

私の下痢は低体温により消化酵素の動きが鈍ったことにより発生したようです。。。まあ軽度な症状ですが。

解説を読んでると思い当たることがたくさんありました。

また低体温症は今回のように極寒のレースでなくても濡れた衣服を着ていることでなることもあるみたいです。

死に至ることもあるので今回、身体の異変に気付きリタイアした方は勇気ある撤退だと思います。

今回はロードレースだからリタイアしようと決断すればリタイア出来るけど、山でなったらホント危ない。。。

装備の大切さと撤退の判断、そして何より正しい知識を持つことが大事だと思いました。

仮に友達と山に行き、友達が低体温症になった場合に私に適切な対応ができるのだろうか??って思いました。

今回低体温症でリタイアされた方はショックだとは思いますが、スタートからリタイアを決断するまでにどのような症状が出たのかを詳細に思い出しておくとそれは貴重な経験になります。

またどうすればそうならなかったのかを装備を含めて考えておけば良いと思います。

ウルトラマラソンをやる方で、トレイルランニングをされてる方は結構いると思います。その時に今回の悔しい経験は生きるはずです。

転んでもただでは起きない。

気持ちは大切だと思います。

また精神的なショックからの切り替えはそう簡単には出来ないと思いますが、同じレースに出て寒さと戦った同士として復活を待ってます。


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