記憶を消した後でベガパンクは自らのメッセージを受け取る

そのメッセージから読み取れる情報は

①自らの記憶を消さないといけない「何かしらの事情」があったのだろうということ

②世界政府に「空白の100年」の研究がバレたということ

③自分が死ぬと発動する「考え得る最善の対策」がすでに用意してくれたということ

④（現時点ではブラックボックスだが）「それともう一つ」に続く内容

概ねこの４つである

④に関しては上記考察で詳しく検討しました（ご参考までに）

当初②の「空白の100年」の研究が世界政府にバレたという情報があったため全力で逃げ出そうと思っていました。

しかしヨークが裏切者の内通者であることがわかりました。

この時点を持っていよいよ逃げれないことを知りました。

なぜならパンクレコーズへのアクセスを通してヨークに居場所がバレてしまうので、地の底まで世界政府に追い掛け回されることになるからです。

（他のサテライトは自分の脳があるので、パンクレコーズへのアクセスを切っても自分の脳を使って自分の肉体を動かすことが出来ますが、ステラ（本体）は自分の脳みそこそがパンクレコーズなのだから、ステラ（本体）がパンクレコーズ（自分の脳みそ）へのアクセスを切ることはできません。）

世界政府に追い掛け回された挙句にいつの日か逃亡先で殺されることになるだろうことが理解できました。

このことからベガパンクは記憶を消す前のベガパンクがなぜ③の死んだあとに発動する対抗策を用意してたのかを理解します。

そしてヨークが犯人だからこそ①の自らの記憶を消す必要があったことも理解したのではないかと思います。

エッグヘッド事件前日のベガパンク（脱出を画策）とエッグヘッド事件当日のベガパンク（自死を願う）の行動が真逆に見えるという人がいると思いますが

おそらくヨークが犯人であると知った時点で、ベガパンクは自死する覚悟を決めたのではないかと思います。

記憶を消したあとで