女子高校生Hanako 16歳
14歳半で突発性側弯症が判明。
Cobb角 約70度。
病院では手術しかないと言われつつ、
手術以外の方法で、改善・治癒できる道があるはずと信じて行動する
花の女子高校生Hanakoと、その母Cocoの日々を綴ります。
2011年(5歳になる直前)、パパの夢を実現するために家族で海外に移住
ABCも知らない状態で、お姉ちゃんのHarukoと現地の小学校に入学。
最初の2週間は、二人して行きたくないと泣いてばかり。
そりゃそうだよね。
大人だって、言葉も習慣も分からないアフリカのどこかの学校にいきなり放りこまれたら、どうしていいか分からないもの。
それなのに「こっちの子は、日本の子より優しい気がする〜」なんてことも言い出す子供たちは、やっぱり全ての吸収が早くって
おにぎりが入った日本風のお弁当をマジマジ見られて「怖い〜😭😭😭」と泣いて帰ってきたりしながらも、半年ほどで英語にも慣れ、たくさんのお友達と遊べるようになりました
そんなHanakoの側弯症は、
かなり進行した14歳半になるまで発覚しませんでした。
というのも、現地の学校は、健康診断どころか身長・体重すら、ほとんど測らないのです。
だから、全然分からなかった。
発覚する直前は、
何だか歩き方が少し変だな〜
姿勢が悪いな〜
くらいは思っていましたが、
情けないことに、母であるCocoも気づけませんでした。
分かった後にHanakoに言われたことですが、
彼女は一度、私に言ったのだそうです。
「Hanakoの背中、変な気がする」って。
でもその時の私は、何故だか分からないけれど、
ちゃんと聞いてあげられていなかった。全く覚えていないのです。
そんなこんなで、
彼女の側弯症は2020年末に日本に帰国した時、Cocoの母から「Hanakoの背中、変じゃない?」と指摘されるまで分からないままだったのです。