ゴールデンウィーク最終日の昨日はリビングで使っていたIKEAの収納棚を撤去するために解体作業を夫婦でやりました。
一人でやるつもりが、珍しく夫が「手伝う事があれば言ってねー。」と言うので、「心から手伝いたいと思っていて良い気分でできるならお願いしたい。」と伝えると「言われた通りにやりますよ」とのお返事!
とっても嬉しくて、あれこれ指示を出してお願いしました。
夫はこれまで腰痛持ちだったので、重い物を運んだり家具を移動させる事を少しお願いしただけで溜め息ついたり、私の意見には耳も貸さず自分のやり方を貫き、結局、私は不完全燃焼!でした。
まあ、腰が痛いと力も出せないし、疲れやすいからさっさと終わらせたい気持ちも分かるのですが、私の不満は溜まるばかりでした。
夫は最近トレーニングを始め、筋力がつき腰痛が治ったのです。
(それも私が3年前から伝え、ようやく最近開始)
私自身も筋力が上がると気分も軽やかになり、どんどん行動的になった経験があるので、今の夫の軽やかさが理解できます。
ほんとトレーニング始めてくれて良かった!
だけど、また夫の溜息が出ました…
「溜息が出るってことは本当はやりたくないってことだからもうやめてね。」と伝えたら夫は子どもたちの所へ行きました。
私はその間も黙々と作業。
私一人の力ではどうにもできない物があったので夫にお願いすると手伝ってくれました。
でも、私がイメージしている事とちがう…
私のやろうとしている事を伝えると、いつものように反発が返ってきました。
「良いからこうして!」と私はつい強い口調に…
いつもなら、倍々になって更に反発してくるのですが、今回は違いました。
不満そうな顔をしながらも私の伝えたことをやってくれました。
私の伝えたやり方がラクで効率的なことが体感できたのか、でもちょっと悔しそうにまた子どもたちの所へ行きました。
色々ありましたが、今回はほぼ満足に終わりました!
不要な収納が無くなり部屋が広くなりました。
これからインテリアを素敵に仕上げて行く予定です。
そう思うととてもワクワクしてきます。
今回、夫が完全協力的ではないけれども、随分と協力してくれたのはなぜかを考えてみました。
前日に夫がトレーニングから帰って来て直ぐに子どもたちを寝かしつける名目で寝ようとしたのです。
その時に私は子どもたちがまだまだ小さかった頃の夫への不満がメラメラと心に湧き上がってきました。
毎日毎日下の子をエルゴで抱っこしながら公園に朝から夕方まで行きヘトヘトになりながらもご飯を作り泥だらけの服を洗濯をし、夜中は何度も授乳で起き寝不足。
家に帰ると本当は直ぐにでも寝たいくらい疲れていた。
それなのに、掃除しない、朝起きない、部屋が汚いと言う夫。
その頃の私はできない自分が嫌で夫が望む昭和の専業主婦のようになろうと頑張っていた。
今は随分と満たされて来たので、落ち着いて冷静に夫に伝えることができた。
「私、子どもたちが小さかったころ毎日7〜8キロの赤ちゃん抱えて公園行って筋トレ状態でヘトヘトだったけど、それでも食事作って洗濯してたんだよ。今の〇〇さんと同じ疲労感でやってたんだと思う。」
そしたら、夫が
「そうだったんだね。大変だったのに頑張ったね。」
と。今まで胸の奥底に沈めていた不満が1つ解消できて、ホントーにスッキリした。
でもこれ、きっと自分が満たされる前だったら大爆発して怒り狂って怒鳴りながら伝えたと思う。
実際よく怒っていた。怒りが止められなかった。
自分を満たすって大事ですね。
きっと私がどれだけ疲れていたのかを今頃になって体感でき共感し、手伝う気になってくれたのかな?と思っています。
私も夫がトレーニングで肉体疲労を感じているこのタイミングで伝えられて本当に良かった。