久しぶりにブログを更新してみようと思う。
今回は年金制度と選挙について。日経新聞が面白い記事を載せていたからそれにも絡めて書いてみようと思う。しょうもない経済学部生のボヤきだから、好きな人だけ読んでください。
年金制度には大まかに賦課方式と積立方式の二つがある。賦課方式は、現役世代が老年世代に対して年金を支払いそれがずっと繰り返されていく方式で、積立方式は現役世代が老年期になる時に年金を受給できるように、政府は年金保険料を元でに退職世代に年金を給付した上で、保険料を国債などの形で資産として運用して老年期になる時に利子をつけて返済するもの。
どちらがいいか悪いかという議論ではなく、経済学部の立場の僕が今回言いたいのはリカードの中立命題に立てば賦課でも積立でもどちらも同じ資本推移式に落ち着いてしまい、その推移式をグラフ化して考えると年金制度がないよりも年金制度がある方が下に位置してしまい、クラウディングアウトが引き起こされてしまうことだ。これは大きな問題だと思う。
経済の発展規模を考える時、最も発展していけるのはミニマムなモデル、すなわち家計と企業しか経済主体が存在しないというモデルなのだがどうもそれではうまくいかない。なぜなら市場の失敗が存在するからだ。そういうわけで中央政府が財政政策をやったりすることは全く構わないし、それによって実際クラウディングアウトが引き起こされるのは仕方が無いことだと思う。
でも、年金制度は本当に必要だろうか?我々は将来必ず年齢を重ねて働けなくなるということは明確な事だ。それならば我々が現役世代の時にしっかり老後に暮らしていけるだけの貯蓄をすればいいだけの話ではないだろうか?それをわざわざ政府が年金を徴収してクラウディングアウトを引き起こさせて、わざわざ経済の規模を縮小させている。こんな行為が許されていいだろうか?
では、どうしてこんな非効率極まりない年金制度がまかり通っているのだろうか。僕にはその原因が一つしか思い当たらない。ずばり選挙で勝つためだろう。老年世代の支持を得るためには分かりやすい形で成果を示さなければならない。つまり金(年金)だ。年金制度は政治家のための究極のバラマキではなかろうか?経済にマイナスを与えるばかりか、なくたって全く困らない年金制度は即刻撤廃するべきだと僕は考える。
もっと言えば、現行の選挙のやり方はおかしい。なぜ老い先の短い老年世代と、これからの日本をしょっていかなければならない現役世代の票が同じ1票の価値しか持たないのだろうか?間違っていると思う。そこで僕が提示する選挙の方法(誰かが偉い人が日経新聞で言ってた方法だが)は、自分の余命の長さだけ票を割り当てる方式だ。すなわち人間の平均寿命を80として、30歳の人は50票(80ー30)投票する権利があり、70歳の人は10票(80ー70)投票する権利を持てばいいのではないだろうか?こうすれば活躍しなければならない世代に良い政策が多く通るようになるはずだ。こういうところから日本を変えていく事が必要だと本気で思う。
