こんにちは。
イスラム教徒の断食月である、
ラマダンの時期になりましたね、、
今年は3月11日~4月10日までとか、、
いつもこのラマダンになると、
同じチームで戦ったムスリムの
選手の事を思い出します、、
もう20年前にもなりますが、、
彼はモロッコ人で、敬虔なイスラム教徒。
ユース時代に、リーグ戦で
ハーフタイムに、水を差しだしたら、、、
オレは今飲めないから、、と、
最初は何なのか分かりませんでしたが、
後でラマダンだったと、、、
大丈夫か?と聞くと
オレは、小さな頃からやってるから
平気だよと、、
彼は、遠征に行った際、食事の時にも、
豚肉があればホークで避けてたのも思い出します。
先日行われた、インターナショナルマッチデー
で、モロッコはアルジェリアとの試合にて、
キックオフを夜の10時に設定しプレー、、
もちろん、全てのムスリムが断食をしてる訳では
ありませんが、、、、
モロッコはマラケシュにいった際に飲んだ、
彼らの"酒" 甘~いミントティー
を思い出します、、、
本題です、、、
「チームの一体感が目的になると失敗する、、、」
つい先日、某コーチと話してて、
この言葉が出て来ました。
自分が今治に居た時にも聞きましたが、
FC今治の岡田さんの言葉です。
チームや組織の一体感が目的
になってしまうと、
皆の仲間意識が強い、
仲良しグループを作る事が
目的になってしまう、、
プロチームや、上を目指そう、、
とするチーム、組織では
仲良しなグループを作る事が目的ではなく、
勝つ事(結果を出す事)
が目的なはずです。
勝つ事(結果を出す事)が目的なら、
共通の目的である
勝つ事(結果を出す事)を達成する為に、
意見のぶつかりあいもある訳で、
その時に仲良しでいる必要はないと、、
仲良しでいると、一体感を乱さない
ようにする為、本音での言い会いを避け
各々の成長を妨げるようになる、、
と語ってたのを思い出しました、、
これって、言い方を変えれば、
自分と違う考え方を認める、、、
って言う事ですよね。
我々は、チーム(組織)として
一体感を持つことができました!でも
勝つ事(結果)は出来ませんでした、、、
では何の意味もないです、、
各々が、勝利(結果を出す)する為に、
自分が何をすべきなのか、、
というのは、皆違って当然だと思います。
勝つ為には(結果を出す)、
点を取る事が大切で、縦に速い攻撃が必要、、
と思ってる選手もいると思うし、
いやいや、しっかり守って、カウンター
の方が、効果的、、
と思ってる選手もいるはずです。
これらの選手達も、考え方の違いはあれ、
共通の目標である
勝利する(結果を出す)
という事が念頭にあれば、
では何が一番いいのか、、、
と本音での言い合いがはじまる訳です。
結果、皆その目標に向かっていくと、、
その過程で、一体感は作ろうと
しなくても勝ってに出来て来るんでしょうね、、
最初からチームワーク、チームワーク
っていってるとそっちが目標になって
しまうというのは、納得です。
最終的に、それらの意見の食い違いを、
まとめるのが監督になると思うのですが、、、
今思うと、以前いたチームですが、
リーグ戦準優勝
(クラブ史上初ACL出場権獲得)
した時は、仲良し仲良しグループでは
なかったなと、、
ただ、監督が、普段からの伝え方で、
チームの共通目標をはっきりとさせてた所
が大きかったのかな、、と感じてます。
もちろん、これは全てがそうでなく、
ワイワイと楽しむ事が目的の、
組織、チーム、サークル等なら、
仲良くやる事を目標にすべきだ
とは思います。
まずは、その、チーム、組織の
共通の目標が何なのか、はっきりと
させる事で、その役割がリーダーや、
監督(トップ)の役割という事ですね、、、
ではでは!