スペイン1部でトレーナー10年 千葉 パフォーマンスを上げるにはまず体を楽に使えるようになる事 ケガする選手には同じ原因あり

スペイン1部でトレーナー10年 千葉 パフォーマンスを上げるにはまず体を楽に使えるようになる事 ケガする選手には同じ原因あり

スペインリーグで10年、Jリーグでのトレーナー時に、トップの選手はなにかしらケガを抱えてる選手多いものです
またケガをしない選手というのは、体を楽に動かす術を心得ています。ケガをしない体へ…

こんにちは。

 

ヨーロッパ各国のリーグ戦が終わり、

これからバカンスシーズンに入って行きます。

 

今夏は、EURO(ヨーロッパ選手権と

パリオリンピックある年です。

 

それらに選ばれた、ナショナルチーム選手達

は、バカンス返上で国家代表として戦います。

 

EUROは今月から開催され、各国代表チームは

事前合宿に入ってますが、今を騒がす

"エムバペ" 選手のフランス代表の合宿先に、

あのマクロン大統領が訪ねたとの事。

 

 

 

 

どうやらこの国はW杯やEUROの前には、

かならず大統領が合宿先に訪ねてる

みたいです、、、

 

大統領が、エムバペに、、、

いつ、発表するんだ??

(レアルマドリー移籍を)

 

と聞いたとか、、

 

国家元首が、チームを訪ねるのは珍しく

ないのでしょうが、先日のアジア杯の前に

岸田首相が、、、とは行きませんね、、

(それどころではないのでしょうが、、、)

 

 

 

本題です!




自分、今までサッカー以外の競技の
選手にも携わってきましたが、
一番関わる事が多いサッカーという
競技を考えた時、

試合の最後まで走らせる(動き続ける)
為には、、と考えた結果、
行きついたのが、
体の使い方だった訳です。

何度もブログ等で
書き続けてますが、、

どの競技でもですが、競技時間の
最後まで走らせる(動き続け)為には、
体力をつけなくてはなりません、、


走り、トレーニングをしていわゆる
体力をつけ相手より走れる、
動けるようにします。

その走り等のトレーニングをしたら、
当然ながら疲れます、、


そこをもう一歩、もう一歩と頑張り、
そして休養→超回復というサイクルで、
体力が増えていくのは承知の事実です。



それで、例えば
持久走のタイムが速くなった、、、
インターバル走りが速くなった、
ヨーヨー走りが伸びた、、、
とはなると思います。


しかしながら、サッカーという競技で、
それら持久力が増えたにも関わらず、
それが試合で活かされてない、、

といったケースを自分だけではなく
そう感じてる方はいますよね、、

自分下の子(小6)が
野球をやっており、
改めてサッカーと比較して見てると、


サッカーは練習そのものが、
持久力のトレーニングに
なってるんですよね、、、


いわゆる"素走り"をいくら
頑張っても、プレーそのもの
のスタミナは向上させられない、、
と感じております。


素走りは、素走りで、
コンディションを整えるや、
リハビリでは意味があると思います。

が、素走りをいくら頑張っても、
(どこからどこへ走るのが分かってる)
体の使い方は一定ですし、
呼吸も自分でコントロール出来ます。

一方、サッカーのプレー中は、
●スピードの緩急、
●どこへ向かうか、
●相手との駆け引き、
●ボール扱い、、、等、

自分でコントロール
出来ない要素だらけです。

なので、、、素走り等で、
走れる選手だからと行って、
それが試合中に活きているとは

言いがたく、、

サッカー選手に必要な持久力
としては発揮できてないのです。


陸上競技の選手達に必要な持久力と、
他の競技に必要な持久力は
当然ながら同じではありません。

なので、同じ発想で、
持久力を高めよう、、、と
素走りを行わせるのが
本当に有効なのか、、、
という考えに至る訳です、、


では、、、そこで、

体の使い方は
どうなのかと言う訳です、、


競技にもよりますが、
サッカーという競技は、
105m×68mというコート内で
縦横無尽に動き回ります、、
(ちなみにバスケは28m×15m、
テニスは23.77m×10.97m)

このコートの大きさは
対戦相手と同条件です。


その中で、選手はあらゆる動作を

行いますが、その中にパターンが

あります、、、


サッカーは相手ありきの競技で、
その場その場で、こう動くと考えてても、
それが通用しないのが現実です。

実際にコート内での動作としては、、

例えばですが、、、


●前後の動き
●左右の動き
●斜め前後の動き、、というのがあり、

 

 

前後の動き(動画)

 

左右の動き(動画)

 

斜め前後の動き(動画)

(実際の指導での動画ですが、選手は

 まだはじめたばかりです、、)



使い方として、、

これらの動きで、
気を付けるのは、、

"小趾側"

を使って

動き出すと言う事です。


各々の動きの際、


向かう方向の

の小趾を使い、
自分の
重心の真下

 

に着地して移動。


姿勢や、股関節、重心、
下半身だけ捻る
等、、

も意識させますが、こう使うと、
動く際の足の負担が減りますし

 

足を地面に着いた際の

"間"

も減り、

 

タメを作らなく動けるようになります。

 

それが一瞬の速さにもつながります。


先日も、とあるディフェンスの選手に、
この動きを指導してた際、
この動きの方が足が楽に動けます、、と、

それ以降、少しづつ自分で
取り組んでいます。
(あとは実際の1対1等で
 すり込ませていくのみ)

母趾球を使うか、
小趾球を使うか、、

それは実際に使い、どちらが
いいのか自分で判断して
もらえればいいと思います。

体が楽に使える、、

というのは、それだけで
パフォーマンスアップです。

 

こういうのをチームで行ってるアップで

意識させて行うのはいいのでしょうね、、、

 

 

このマーカーをの

右への方向転換は?

左への方向転換は?

こういう風に、、、

 

ジャンプは?

こうやって、、、

 

とそうやって、最初は意識して

頭も使いますが、動きを無意識化に

出来るようになれば、その後の

 

ボールを使ったトレーニング

フィジカルトレーニング等で

 

無駄にエネルギーを消耗したり、

筋肉の負担も少なくなり、

結果として運動量が増え、質量ともに

充実した練習が出来るはずです。

 

 



そういった事を、
6月下旬の講習会で、
久々にお話ししたいと思います!

では!

 

 

【体にとって理想の動きとは?】
(体の負担を減らす、障害予防、パフォーマンスUP)
 
 令和6年6月30日(日)18時~20時 
 講習会詳細はこちら
 https://forms.gle/Dz3QaDqoPqRPpv3C7