[消しゴム]3


母「泰輔、起きなさ~い今日は日直でしょう」


泰「今、いくよ」


日直とは退屈なだけだ
黒板をキレイにして今日の
日付に書き換えるだけたし
まぁ行かないといろいろ
面倒だから行くが…。


泰「母さん、今日夜食べに行かない?土曜日だしはやく終わるからさ」


母「じゃあ…いつものラーメン屋行こうっか」


そう言っていなかったが
俺は私立校に通ってる
だから土曜日に学校が
あるのだ


泰「じゃあ行ってくるね」


いつもの大通り
いつもの川沿い
いつもの可笑しな看板


いつものように
学校に通っていった


やっぱり日直は
朝早いので
教室には誰もいない


しかし
いつもと違うことが
1つあった…


教室で育てていた
スノードロップの芽が
出てたのである


これは冬に咲く花
ということで冬華が
育てていた。


そんなこと
思いつつも日直の仕事は
あっという間に終わり
ちょっと早く来すぎて
後悔する俺…


そこに一人の
女の子が入ってきた



    [消しゴム]2

圭「俺の十八番が歌い終わったことだし帰るか」


庄「なんかうざいけど時間だしな」


泰「おう」


庄「じゃあ俺らこっちだから」

圭「ばいば~い」


泰「じゃな」


泰「文房具でも見て帰るか…」

新しい消しゴムを買い
夜道を歩いていると
後ろから…いきなり


「うわっ!!」


泰「わぁ!!びっくりした
冬華かよ~」


冬「冬華で悪かったね!!」


幼なじみの安藤 冬華だ


そして2人で
夜道を歩いて帰った…


冬「じゃ…泰輔ばいばい」


泰「じゃな」


…………………………………


泰「ただいま」


母「おかえりなさい…ご飯はたべるでしょ?」


泰「いいや…食べてきちゃったからさ」


母「そうなの…いいよ別に^^」


俺の家族は離婚して
俺は母方の方についた…。


離婚の原因は
俺であった…。


兄は成績優秀で良く表彰を
されるほどであったが
俺は馬鹿で何しても
中途半端だった…


母は優しいのでいつも
「次があるから大丈夫」と
励ましてくれてた
口癖のように


嫌気をさした父は兄を
つれてアメリカへ行った。


そういうことが
あって母と2人暮らしだ


そして今日は疲れたので
すぐに寝ることができた



   [消しゴム]1

「キ~ンコ~ン…カ~ンコ~ン起立…礼」


先生「出欠とります。相沢さん…石松くん…」


俺の名前は、大熊 泰輔
(おおくま たいすけ)


もう俺は中3。
って言っても
中学から高校に繰り上がり
するだけだから
受験とかはない。


だから毎日
ぐだぐだ過ごしてる…


先「大熊くん…」


こんな俺にも
いろんな消しゴムを
集める趣味があった…


みんなには
変と言われた…
けど集めてた…。


「泰輔…呼ばれてるぞ!!」


泰「ん?」


「ほら先生に」


先「大熊くん…ぼけっとしないの…わかった」


泰「はい」


「ば~か、ハハハ」


今笑ってんのが
小学校から一緒で
同じサッカー部に所属
していた。
中学になってお互いにやめた
原 圭太だ。


「いつもこんなんだろ」


今のは
1年、2年、3年と同じで
仲がいい、若井 庄記だ


圭「今日カラオケ行こうぜ」


庄「いいね~」


泰「行っちゃいますか」


こんな感じ
毎日が過ぎてゆく。