雨のち快晴 ~新しい私へ~

雨のち快晴 ~新しい私へ~

2018年秋に受けた子宮鏡下子宮内膜掻爬術と、その後の子宮内膜異型増殖症(前ガン状態)との診断による、冬に受けた腹腔鏡下膣式子宮全摘出術について、記憶を辿りつつ綴ります。

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2018年12月21日(金)、子宮内膜異型増殖症のため、腹腔鏡下子宮全摘術を受けました。

術後5日目、12月26日(水)です。

この日もぐっすり眠れました。
いよいよ退院できるとなって、嬉しくて数回夜中に目が覚めましたが…。

朝ごはんは、ごはん、玉ねぎと人参の味噌汁、大根のそぼろ煮、味海苔、みかん、牛乳。
最後の病院食もしっかり完食です。

朝、最後の血圧測定も終わり、11時の退院まで退院準備をして過ごしました。

夜のうちに、ある程度荷物をまとめていたので、荷造りはそんなに大変ではありませんでした。

11時に主人が迎えに来てくれました。病棟の看護師さんたちにお礼を言って、1階の会計へ。

限度額適用認定証を出していたので、限度額いっぱいまでの支払いでOKでした。
ちなみに、私の場合、そんなに収入がないため、限度額も低く抑えられました。

しばらく快適な病院の中にいたので、外の寒さが身体に響きました。雪は降ってなかったですが、この地方独特のどんよりした空模様が、気分も滅入らせてしまいます。
主人にダウンコートを持ってきてもらって正解でした。

久々の外の空気を吸って、主人の車に乗り込みます。シートベルトがお腹に当たるのが恐くて、両手で馬の手綱のように掴んでいました。

普段車に乗っている時には気づかなかったような、道路の少しのデコボコが、お腹にかなり響きました。
傷口が痛いというよりも、内臓に響く感じ。子宮がなくなって隙間ができた所で、他の内臓(腸?)が揺れているような感覚でした。言葉にすると、「ゾワゾワ」という感じ。慣れるまで(なかなか慣れるものではないけれど)気持ち悪かったです。

病院の近くでお昼ごはんを食べて、私の実家へ。

主人とアパートで二人暮らしですが、アパートに帰るとどうしても炊事・洗濯・掃除はやらずにはいられない。そうすると、なかなか身体を休められないから、という理由で、しばらく私だけ実家で療養することにしました。
主人は仕事もあるし、しばらくアパートで一人暮らしです。
主人には申し訳ないけれど、その方が安心だからと言ってくれたので、甘えることに。

実家で荷物を下ろし、しばらく話をしてから、主人はアパートに帰っていきました。

夕方までベッドに横になったりテレビを見たりして過ごし、夜は疲れたのか眠気がすごかったので、早めにお風呂に入って寝ました。