例題

(a) He has changed much in ten years.

(b) He is not ( ) he was ten years ago.

(a)と(b)がほぼ同じような意味になるように、
( )に単語を入れなさい。

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英語の天才(もちろん私ではない)ならではの解き方

I am not what I used to be.

から類推して、 what を入れる。

すごいです。まさに天才 = ネィティブ並みなのか、
想像を超えた世界のヒラメキです。

そして、この説明を聞くと、
私は英語マスターまで
何十年もかかる気がしてしまいます。

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英語の素人でもとりあえず納得させる解き方

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(a) He has changed much in ten years.

意味は、簡単
彼は10年間でとても変わった。

(b) He is not ( ) he was ten years ago.

意味はなんとなく判ります
彼は、でない ( ) 10年前、彼がだった
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He is not と来れば、その後ろに
名詞 または 形容詞が
来るはずと思います。

名詞 または 形容詞を考えても、
何を入れていいのか分かりません。
(昔の私はここで沈没です)

そこが出題者の意地悪です。

そこで、もう一度、文全体を良く見ます。

あれっ、動詞 is と was 二個あります。

だれでも気がついているのですが、
だからどうした、というところで
止まってしまうと沈没です。

つまり、( ) に入るものは
二つの文を、くっつけて一つの文にするものです。

それは、
接続詞(and, or, ...)または
関係代名詞(that, what, who ...)です。

名詞の働きもできる接続詞は、
関係代名詞です。

だから、関係代名詞を入れる必要があります。

この場合、物ではなく人だから、 that, which は、除外。

who にすると、後ろの文で、対応する 主語(he)を
省略する必要がありますが、されていません。
だから、 who は、除外。

後ろの文、
he was (something)

S+V+C
の文型であり、目的語(O)ではありません。
この点から、whom (目的語用の関係代名詞) は、除外。

だから、残った、 what です。

この説明をされると、私は、
いやいやまったく、
数学の証明問題みたいと感じます。

英語ってそんなに難しく考えんとアカンのかね、
別に what じゃなくて、 who, that, which でも
アメリカ人なら理解してくれるでしょうに
そしてきっと what がもっと相応しいと
教えてくれるでしょうにとも感じますね。

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この手の穴埋め問題は、
多くの日本人が英語が不得意になったり
英語嫌いになる
原因かも知れません。

実際に外国人とやりとりするときや
英語の資料を見るとき、
穴埋め問題は、まずお目にかかりません。

個人的には、英語の穴埋め問題は、
実社会で、ほぼ不要なのですから、
文部科学省が率先して
禁止してもらいたいですね。

そうは、いっても、
受験英語ではまだ出題されてしまうので、
対策として、
品詞として何が入るかを考えるといいと思います。

そして、難問は、たいてい関係代名詞ですね。