鹿島神宮のすす払い12月1日(朝日新聞デジタルより)

『煤払い(すすはらい)』
という行事をご存じでしょうか?

何となくこの季節になると

クリスマスソングが流れおんぷ

プレゼントやケーキの予約。。。

何でも受け入れちゃう日本人きゃー

そんなクリスマスモードな中で🎄

新聞やテレビでも神社やお寺さんの

煤払いの様子を目にしますが

その意味や内容については

実は私も詳しくは知りませんでした😵💦

今年は神社本庁のHPや

しめ縄プロジェクトなどに参加して

お勉強させていただきましたキラキラ

下野新聞12月13日朝刊より

神社本庁のHPによると

『煤払い』とは1年に1度

家の煤を払い内外の掃除をすることだそうで

全国的に12月13日に行われることが多く

まもなく新年を迎えることから

併せて大掃除を行うことも多い

年の瀬の行事だそうです。

今でも各地の神社でこの行事は残っており

テレビや新聞などで

その様子が伝えられる年末の風物詩です。

下野新聞12月13日朝刊より

煤払いのことを
『正月迎え』
『ことはじめ』
『ええことはじめ』
『まつならし』等と呼ぶ地域もあり

掃除とともにお正月に年神さまをお迎えする

お正月準備のはじめとも言われています。

鹿島神宮のお正月準備(朝日新聞デジタル)

この日に正月飾りの松を

山から切り出す松迎え行事などをする

地域などもあるそうです

煤払いの手順としては

まず神棚を掃除し

それから、台所をはじめ各部屋を掃除します

掃除道具はあらかじめ刈ってきた笹竹の先に

葉や藁を付けたものを作り

これを使って掃除します


これを清め竹という地域もあり

煤払いには掃除だけでなく

お清めの意味もあるのですきらきら!!

使用した清め竹はすぐに処分せず

小正月の左義長(さぎちょう)の際に

お焚きあげするという地域もあります

現在では笹竹を刈ってくることが

難しい地域もあり

その際は新品の掃除道具を用意して

これにあてるのがよいとのことですが

用品店で購入した物の中には

プラスチックや金属

塩ビなどが使用されている物が多く

これらはお焚きあげは出来ないので

ご注意くださいねかお

煤払いが終わった晩には

煤払い祝いといって

煤払いもちや団子などを食べる

風習もあるそうです🍡



我が家でも大掃除を

年末ギリギリに行っていましたが

今年は今日12月13日に

神棚と仏壇を煤払いしてみましたきらきら!!

お正月に年神様を迎える気持ちが一段と高まり

清々しい気持ちになりました(*'∀`*)v

お正月には


素晴らしい1年を過ごすために古くから


「歳(年)神様(としがみさま)をお迎えする」


という習わしがあります⛩️


しめ縄プロジェクト(大前神社)


「歳神様」は、正月に家に訪れ


家族を守ってくれる神様なのですキラキラ


歳神様をむかえる準備を慌てることなく整え


素晴らしい新年をお迎えくださいね🎍



日本神話の会 ブログ担当

徳永知子
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