第24回 日本神話の会『例会』

多数の皆さまにご参加いただき

ありがとうございました音譜

会長あいさつ

神話の朗読からスタートですキラキラ



今回は日光大室たかお神社鳥居

狐塚泰久宮司と

宇都宮大学学生のみなさん

さらに

古峯神社の阿部宮司さん

愛宕神社の滝口宮司さん

素晴らしい雅楽の演奏感動しました❗

本当にありがとうございました✨



雅楽に使用する楽譜

日本独自の口伝が基本

膝などを叩きながら拍子をとり

まずは唄いながら覚えるスタイルは

まさに祝詞や神楽と同じものを感じます音譜



雅楽に使われる和楽器の

説明をしていただきながら

演奏を拝聴させていただきましたアップ


「鞨鼓」(かっこ)

曲が始まる合図を出したり

指揮者の役目を持っています

熟練を要する楽曲とのことで

狐塚宮司が演奏してくださいましたウインク



大太鼓は太鼓を囲むように

巨大な火焔形の装飾があるため

「火焔太鼓」とも呼ばれますひらめき電球



桴を両手に持って打ち

左の桴を「図(ずん)」

右の桴を「百(どう)」と

左桴を先に、次に右桴を打つそうです音譜



『笙』(しょう)

天から射し込む光りを表し

全体を包み込むような

広がりを感じさせる音色

その美しい和音は

パイプオルガンにも通じる

聖なる清らかさがありますねキラキラ

伝説上の鳥である鳳凰が

翼を休めている姿を模したといわれ

「凰笙」(ほうしょう)とも呼ばれます

呼気による水蒸気が

楽器の中に溜まらないようにするため

演奏の前と後には必ず楽器を温めるそうで

本来は火鉢を使うそうですひらめき電球



『篳篥』(ひちりき)

地に在る人の声を表すそうで

合奏では主旋律を担う音色は

確かに人の唄う声のような

ソプラノサックスのような

独特で小さい楽器なのに

音量はかなりあるのに驚きます!!

音域は約1オクターブと狭く

吹き方を加減することで

同じ指遣いでも音程を変える

この奏法を「塩梅(えんばい)」といい

『いいあんばい』の『塩梅』の語源だそうアップ



『龍笛』(りゅうてき)

音色は天と地の間を泳ぐ龍の声

吹いている姿も美しいですね

音を出すだけでも難しそうですが

しっかりステキな音色を

聴かせていただきましたキラキラ



雅楽では

笙(しょう)
龍笛(りゅうてき)
篳篥(ひちりき)をまとめて

三管と呼ぶそうですニコニコ



古峯神社の阿部宮司さんも

篳篥の音色を聴かせてくださいました音譜



愛宕神社の滝口宮司さん

龍笛の素晴らしい音色

ありがとうございました照れ



次回の第25回『例会』は

本年結びの例会ですので

平成27年度年次報告会も

同日開催いたしますアップ

12月25日(金)

会場 栃木県神社庁
   宇都宮市八幡台14-24

時間 15時~ 年次報告会
   16時~17時半 例会

会費 無料

ぜひ多数の皆さまのご参加を

心よりお待ちしております音譜

ブログ担当 德永 知子
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