第16回例会の報告です
今回は定員より多くの皆さまにご参加いただき
ありがとうございました
会長のあいさつから今回も和やかにスタート
日本神話の朗読と会長のお話
そして今回の講師でいらっしゃる
高藤 晴俊氏(日光東照宮 特別顧問)
(文星芸術大学 非常勤講師)
講話をいただきました
日光東照宮のお話がはじまり
皆さん引き込まれる内容と話術
地元の世界遺産の素晴らしい歴史と
そこに秘められた不思議なお話
久能山東照宮と日光東照宮の関係
そして緻密な計算や風水方位学と
陰陽道で江戸城を守護する都市計画や
家康公が目指した「八州の鎮守」
現代風にいえば「日本全土の平和の守り神」
日光は江戸のほぼ真北にあたり
家康公は不動の北極星の位置から
徳川幕府の安泰と日本の恒久平和を守ろうとしたのだそう
深いですね~
陽明門の真上に上がる北極星
宇宙の中心であり不動の北極星を中心に
星々が規則正しく運行する
これがこの世の規範であり
江戸から見れば、その要の位置に日光がある
江戸と北極星を結ぶ宇宙の中心軸にまつられることによって
日本の平和を守ろうとしてくださった
それが家康なのだそうですよ
眠り猫の裏側の彫刻はスズメ
所説あるそうですが
これも平和のシンボルなんだそうです
そして陽明門の彫刻
「司馬温公の瓶割(かめわり)」
中国の政治家・司馬は子ども時代
水瓶に落ちた友達を救うため大切な瓶を割った
生命の大切さを教える彫刻が
陽明門の正面中央に置かれているんです
ご興味のある方はぜひ
高藤 晴俊氏の著書を読んでみてくださいね
今回もとてもお勉強になりました
ご参加いただきました皆さま
そして高藤 晴俊氏ありがとうございました
資料参照
日光観光協会公式サイト
ブログ担当:徳永知子