こんにちは☀️

長く続いた猛暑も終わり、日毎に寒さが増してきましたがいかがお過ごしでしょうか？

本日10月8日は、足袋の日だそうです🧦

七五三やお正月、成人式など和装で足袋を履く機会が増える時期に当たり、末広がりとして縁起の良い8日を選んで日本足袋工業会が昭和63年（1988）に制定、平成30年（2018）に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されたそうです。

毎日足袋を履いてご奉仕をする我々神職は、この機会に改めて足袋に思いを致し、職人さんへの感謝などしたいものです😌

さて、今回は、國學院大學の神殿についてご紹介しようと思います！💁‍♂️

國學院大學は、全国でも数少ない神職を養成することを大きな目的とする大学です（詳細はまたの機会に😌）。

文学部・法学部・経済学部・神道文化学部・人間開発学部・観光まちづくり学部からなり、渋谷とたまプラーザにキャンパスがあります👆

そして、渋谷キャンパス内には神殿が鎮座しています⛩

御祭神は、天照皇大御神を主神として天神地祇八百万神となっています。

つまり、全ての神様をお祀りしているのです！！

渋谷とは思えない豊かな緑と、厳かな佇まいは普通の神社ですよね！🌳

飯田橋から渋谷への移転を契機として、理事和田豊治氏から寄付を受け昭和5年（1930）5月1日に鎮座しました。

そして、鎮座日である5月1日の神殿鎮座記念祭や大学の創立記念日である11月4日の創立記念祭を大祭とし、毎月1日の月次祭、さらには卒業式や入学式など折りに触れて祭典が厳かに斎行されています！

祭典には神職の資格を持つ大学の教職員はじめ、祭式（さいしき:お祭りの作法）などを学ぶ学生サークル「瑞玉會（みづたまかい）」に所属する学生が奉仕をしています。

さて、國學院大學は昨年、創立140年を迎えました。

その記念事業の一環として、この神殿がたまプラーザキャンパスに移築され、新たに神殿が造営されることとなりました！✨

これに際して、去る9月11日には御祭神を本殿から仮殿（かりでん:工事の間神様が鎮まる仮の本殿）へお遷しする仮殿遷座祭が厳かに斎行されました。

工事が行われるおよそ2年間は、現神殿入り口の左脇に植えられた榊より仮殿に鎮座している神様を遥拝（ようはい:遥かに拝むこと）しましょう🙏

こちらが、その榊になります🌿

榊は『古事記』『日本書紀』にもその名が見え、古代より神事に使われてきました。

周囲には注連縄が張られているので、行けばすぐにお分かりになるかと思います！😊

母校の見慣れた神殿が変わってしまうのは寂しい気もしますが、これからの工事が無事に行われることを祈り、新しい御殿の竣工を楽しみに待ちたいと思います！