皆様、こんばんは🌝


朝昼の寒暖差に、服の調節など難しい日々が続いていますよね💦

体調に気をつけて参りましょう!!💪💪



さて、今回は前回に引き続き、大國魂神社例大祭「くらやみ祭」のリポートをお届け致します!💁‍♂️


前回を振り返りたい方・ご覧になっていない方はこちらからご覧下さい!👇




午後6時、号砲3発が打ち上げられると御本殿左側の神幸門が開き、白丁姿の担ぎ手が御本殿前に流れ込みます。

神輿渡御の始まりです!!✨


神輿渡御は、「神様が我々の住む街においでになる」という意味からオイデと呼ばれます。


大國魂神社の例大祭では、八基の神輿が御旅所まで渡御します。


●御本社:大國魂大神

●御霊宮:御霊大神

●一ノ宮:小野大神(東京都多摩市一ノ宮鎮座)

●二ノ宮:小河大神(東京都あきる野市二宮鎮座)

●三ノ宮:氷川大神(埼玉県さいたま市大宮区高鼻町鎮座)

●四ノ宮:秩父大神(埼玉県秩父市番場町鎮座)

●五ノ宮:金鑽大神(埼玉県児玉郡神川町二ノ宮鎮座)

●六ノ宮:杉山大神(神奈川県横浜市緑区西八朔町鎮座)


日が暮れて提灯に灯が点されると、一気に神秘的な雰囲気に包まれます🏮





提灯に点っている灯、全てローソクによるものです🕯

「ローソク係」は、そのローソクを補充する係です🚨





御旅所に全ての神輿が鎮まろうとする頃、宮司以下神職は御旅所へと向かいます。




御霊宮の神輿は、他の七基の神輿と違って唐破風屋根となっています。

これは、御霊大神が他の御祭神よりも一段と高い御神威であるからと伝えられています✨


20:30頃、古代、大國魂神社に奉仕していた国造の代わりに神職が境外摂社・坪宮へ赴いて神輿渡御を奉告する国造代奉幣式が斎行されます。



21:30頃、全ての神輿が御旅所に鎮まると、御旅所神事が斎行されます。

神饌を供えて、奉幣が行われます。

御旅所は、大國魂大神が府中へ降臨した際、最初に降り立った聖地とされています🙏


22:00過ぎ、御旅所神事が終わると野口仮屋の儀が行われます。

大國魂大神が府中へ降臨した際、野口家に一夜の宿を求めたことによるもので、野口家の主人が宮司以下神職をもてなします。



22:30頃、野口仮屋の儀が終わると、御旅所前で宮司が馬に乗ってやぶさめ式が行われます。

一般的な流鏑馬と違って馬は走らず、宮司の正面に構えられた的めがけて宮司が馬上から矢を三度射ります。

やぶさめ式終了後、号砲3発が打ち上げられて5日は幕を下ろします。






5月6日午前4時、号砲3発が打ち上げられて御旅所の門が開き、八基の神輿が神社へと還御します。

神輿渡御の「オイデ」に対して、神様が神社へお還りになるためオカエリと呼ばれます。


府中の街を巡行して、午前7時頃に続々と神社へ還御します。






こちらは御本社の神輿です。

八基の神輿の中で唯一白木造で、朝日に照らされて神々しく輝いていました✨




午前9時、鎮座祭が斎行されます。

神輿から神様が御本殿へとお還りになり、例大祭の終了を奉告します。




さあ、いかがだったでしょうか!?🤭


神社で行われるお祭りで、ここまで大規模なお祭りはなかなか無いのではないでしょうか?


神社に訪れている人々も、観光客や外国人はほとんどおらず、地元の人々が大半だと感じました😌


神輿が通るたびに手拍子や歓声が湧き上がり、「◯◯ちゃん」「◯◯くん」と呼んでいて、知り合い同士がほとんどのようです。


私もそうですが、府中市の皆さんもくらやみ祭を大変誇りに感じていて、いつまでもお祭りが続いていってほしいと改めて感じたゴールデンウィークとなりました☺️


来年以降、機会がありましたら、皆様も是非お参りください!!🙏