皆さん、こんばんは🌝
暑い日々が続いておりますが、皆さん、体調を崩さずに過ごせていますでしょうか??
さて、7月もアップが出来ず申し訳ございません🙇
7月に明治神宮の手水舎に掲げられていた明治天皇御製・昭憲皇太后御歌をご紹介したいと思います!💁♂️
尚、御製(ぎょせい)とは天皇陛下が作られた歌を、御歌(みうた)とは皇后陛下が作られた歌を指します👆
①南手水舎
御製 水聲(明治37年)
きく人のこころのそこも洗ひけり
よどまずおつる水のひびきに
よどみのない水の流れって本当に綺麗ですよね💧
まさに、心の底から清められていくようです。
御歌 孝(明治38年)
ははそばのめぐみの露をうけながら
子の道いまだつくしかねつつ
母親の恵みは偉大なものです。
恥ずかしがったり、反抗したくなったり色々ありますが、親がいるうちに親孝行をしていきたいなぁと改めて思うと同時に行動に移していかねば!!と痛感しております☺️
②東手水舎
御製 夏草(明治31年)
ふるさとの庭の夏草ふみ分けて
みればむかしのみちはありけり
「ふるさとの庭」とは、京都御所のことでしょうか?🤔
御所の中にも、長年のうちに使われなくなった道があるのでしょうか??
御歌 夏日(明治21年)
中空󠄁にかさなる雲のたえまより
照す日かげのあつくもあるかな
「ひかげ(=日影)」は現代では日光の影を指しますが、古語では日の光のことを指します☀️
全く逆の意味ですね😂
曇り空でも、雲の間から少しでも太陽の光が差し込むと一気に暑く感じてしまいますよね🥺
曇り空の情景を詠んでいることに風情を感じます☁️
③西手水舎
御製 蟬(明治41年)
照る日かげさけむと入りし木のもとに
蟬もうつりてなきしきるなり
蟬も暑さを避けて鳴いているのでしょうか?😳
「照る日」「蟬」と、目にするだけで暑くなるようで、夏を感じる御製ですね🍧
御歌 螢(明治36年)
照る月にくものかかるもいとはぬは
ほたるみる夜のこころなりけり
「月が雲に隠れてもいとわないのは、螢を見る夜の心持ちです」
皆さん、蛍を鑑賞する際はこの御歌を思い出しましょう!!😂😂
以上、7月の和歌をご紹介致しました!
個人的には、南手水舎の御製「水聲」が夏ながらも爽やかさを感じて涼しげな気持ちになりました🎐
連日、猛暑日や猛暑日に迫る暑さが続いています。
室内にいても水分補給をしっかり行い、熱中症にはくれぐれもお気をつけください😌