こんばんは🌝
さて、気づいたら7月下旬となり、6月の和歌のご紹介が出来ておりませんでした😂😂
改めまして、6月に明治神宮の手水舎に掲げられていた明治天皇御製・昭憲皇太后御歌をご紹介したいと思います!💁♂️
尚、御製(ぎょせい)とは天皇陛下が作られた歌を、御歌(みうた)とは皇后陛下が作られた歌を指します👆
①南手水舎
御製 更衣(明治43年)
なつ衣かへし朝はうなゐ子も
こころかろげにあそぶなりけり
夏服に衣替えすると、とても軽やかな気分になりますよね!👕
子供たちが楽しく遊んでいる様子が浮かんできます。
御歌 友(明治22年)
へだてなくむつびながらもおもふこと
かたらむ友はすくなかりけり
皆様には、親友と呼べる人はいますか??
親友とは、字の通り「親しい友達」を指すと思いますが、何でも語り合える仲間は意外と少ないのかもしれませんね🤔
②東手水舎
御製 菖蒲(明治27年)
あやめぐさふける軒ばに降る雨の
しづくもかをる朝ぼらけかな
明治神宮境内にある「御苑」には、病弱であられた昭憲皇太后のために明治天皇が菖蒲を植えさせられました。
今日でも、6月中旬頃になると約150種1500株の花菖蒲が咲き乱れます✨
早朝に降る雨の中咲く、菖蒲の花、幻想的な光景が想像できます。
御歌 紫陽花(明治40年)
ふたあゐのいろになりけり紫に
みえし垣根のあぢさゐのはな
この時期の代表的な花といえば、アジサイですよね!😊
煩わしい梅雨の季節に咲くアジサイを見ると、夏がもうすぐそこまで迫っている感じになります🍧
③西手水舎
御製 梅雨はれて月淸らかにさしける夜(明治17年)
くもはれて淸きこよひの月かげに
池の蛙も聲たてにけり
日本列島の各地も、例年よりもかなり遅い梅雨入りを迎えました☔️
毎日降る雨に憂鬱な気分になってしまいますが、そんな梅雨時の晴れ間は貴重ですよね😊
月の光を仰ぎながら聴く、カエルの合唱は聞いてみたいですね🐸
御歌 梅雨(明治26年)
ふりそめしけふひと日だにいぶせきを
いつかははれむさみだれの空
今年の梅雨は短かった上に、雨もあまり降りませんでした🙅♂️
しかし、雨が降るのか降らないのか、また雨が続いて毎年憂鬱に感じますが、そんな梅雨もいつかは明けて夏が訪れます🍧
以上、6月の和歌をご紹介致しました。
なかなか投稿が出来ず、すみません🙇🙇
毎年「例年にない暑さ」と表現されている昨今の夏の暑さ。
皆さんも、エアコンなどを無駄だと思わないで計画的に使い、水分補給もこまめにして熱中症にはくれぐれもお気をつけください😌