こんにちは。
小型カメラ大好き!しんたん1号です。
今日は、冷戦時代にCIAとKGBが使用していたボタン型の小型カメラを紹介します。
さっそく写真です。
写真中央上部のボタンが小型カメラが仕込まれている部分です。
ボタンの裏側には6センチ角の正方形のレンズ台があります。
手に持っているのは撮影装置にワイヤーで接続された操作グリップです。
これを見る限り、現代のワイヤレスの技術は素晴らしいですね。
グリップ部のレバーを操作するとレンズの絞りを手元で自由に選べます。
グリップを握ると真ん中から開き始めます。さらに握るとシャッターが切れます。
このカメラは1950年代前半頃から使われていたようです。70年代になると派生形が出現。
電子シャッターを組み込み、より高速シャッターが使えるAEカメラに進化しています。
(F-22と言うらしいです)
製造元はゼニット一眼レフやゾルキーで有名なクラスノゴルスク機械工場(KMZ)だそうです。
この小型カメラはどれだけの諜報活動に貢献してきたのでしょね。
ではまた。