毎年、春には花見をする。
友達と集まることもあれば、ひとりで散歩しながらもある。
春は出発の季節でもある。
入学式、入社式、人によっては定年後の始まりもあるだろう。
心も新たに、何かを始める時のときめきは笑顔にする。
小学校の入学式の時に、教室が出口に一番近かったので、一緒に行った母に「出口がちかくていいよ」と言った。母がどんな顔をしたかは思い出せない。
小学校の校庭は広くて、かけっこをしたりもした。
通学はバスだった。
砂場もあって、相撲を取った。男では1番だったのだが、女の1番と相撲をとって負けてしまった。悔しかった。考えてみると小学1年だと、女の方が成長が早いのもあったかも知れない。
小学1年の時に、クラスメイトのひとりが心臓の手術をして、亡くなった。夏休み前後だったと思う。
会ってまだ数か月だった。先生がクラスのみんなに亡くなったことを伝えた。
もう会えないんだと思ったことが記憶にある。
その後の、中学、高校、大学の入学の時は、桜が咲いていたのかははっきりとは覚えていない。
ただ、どの学校にも桜の木はあった。中学だけは新しい校舎で、桜の木は小さかった気がする。
年によっては、入学後に桜の花を観ることができた。
大学生になり、下宿した所から、少し行った所には公園と池があった。下宿の友達がギターを弾けたので、一緒に行って何か歌ったような記憶もある。
そこは桜の名所で、春になると花見で賑わう。社会人になってからも友達と花見に行ったこともある。
花見には屋台がつきものだ。焼きそば、焼きバナナ、的あて、くじ引き、いろいろと出ている。
桜の季節のイメージは、実際に行った場所もあれば、映画、テレビ、インターネットで観た風景もある。インターネットで観て行ってみようと思ったこともある。
各地でさくら祭りも開催され、多くの笑顔で溢れている。

