各地から桜の便りが届くも
こちらの蕾はまだ堅い秋田県大館市
(石丸謙二郎ふう)
新緑間もない大館を抜けて
岩手県の盛岡市までの唯一の鉄道である
この花輪線の沿線に住む女性
大きな半紙に
『おはよう』の文字を連ねた
(石丸謙二郎ふう)←つ、ツライ
また
アホの血が騒ぎ出したと思って頂きたい
おもむろに二階の窓から吊り下げる
風船付きの大盤振る舞いで
女性のお目当ては・・・・・
早朝6:45頃にここを通過してゆく
その電車に乗った友人にメッセージを送る事である
愛を込めた
『おはよう』のメッセージで
早朝通勤で疲れた体を癒やして頂きたい
1日の活力となるように
ビデオテープとヘッドホンで重石をする
相変わらずのズボラな作業でスタンバイ
6時40分準備万端
あとは電車が来て
電車の中の友人が気づいてくれるのを待つのみである
友人が感動で涙するのを
思い浮かべながら
「友達思いの自分、可愛い~」
と、ほくそ笑む
友人から聞いた、通過予定の6時45分
来ない・・・
とりあえず、女性も栄養ドリンクなどで
体力をチャージする
自分も8時30分から仕事なのだ・・
6時50分
電車は来ない・・。新聞を広げて余裕の振りをぶっこいてみる
誰も見てる人は居ないのに
窓の外で
大盤振る舞いした風船が虚しく揺れる…
彼女は友人の為に石のように座り込んで
待ち続けているのだ
くどいようだが自分も仕事なのに
但し、誰に頼まれたワケでもない
サプライズが欲しいの
1日中垂れ下げてるワケにもいかず
泣く泣く全て撤去した7時5分
呆気なく電車が通り過ぎた
(/_;)/~~
写真も撮れず(泣
しかし諦めない!
友人が満面の笑みで
「見たよーーッ」
と、報告してくれるまで頑張るのだ
今日も挑戦は続く