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これでいいのか??日本の道路 道が大好き!! 【道っちゃん(ミッちゃん)のブログ】 

-道路設計・道路標識・道路標示-
初めて通って迷う道。
間違っている標識・標示。
交通事故の多くの原因は何なのか。

欧米ではラウンド・アバウトが主流へ。

ソフト面(カラー舗装など)を中心に提案。

京都の観光ウラ情報も。


コメントや意見お待ちしてます!

京都府八幡市 「京守交差点」手前


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10月29日のブログでこの分岐の100m手前の案内標識の記述が間違っていることを書きました。
問題の詳細はそちらをご覧ください。

今回はその標識の改善案と道路標示の連携について書きます。


現状

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本来、分岐しないはずの第1車線が分岐するという間違い。
大山崎・宇治方面へは第2車線ではないと行けないのに、第1車線でも行けるかのような記述。


改善案 イメージ図(自作)


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・第1車線と第2車線を分離して記載することによりわかりやすく。
・第2車線をカラーで標示することでわかりやすく。

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↑原色を使用したイメージ図  ・より明確に判断できるように。




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↑高速道路の案内と連動させたイメージ図


また、ここからはできればの話ですが、やはり、カラー舗装との連携が必要だと感じました。

現状

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改善案①
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改善案②

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・どちらとも、案内標識とのカラー連動を行う。
『烏丸七条スクランブル交差点化の社会実験』実施を京都府警本部に要求しました。


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私は下記の理由により、烏丸七条交差点のスクランブル化の社会実験の実施を強く要求します。


現状・問題点

・七条通(府道113号、国道24号)
東西の両方面ともに右折専用レーンが設置されておらず、第2車線で「右折待ち」をするために、実質的に車が流れているのは第1車線である。しかし、車両と歩行者が並行する現在の同交差点では第1車線の車両は横断歩道の歩行者を待つ「左折待ち」をするために混雑時において、直進車が通行困難な状況が続いており、慢性的な渋滞になっている。


・烏丸通(府道32号、国道24号)
南北の両方面ともに右折専用レーンが設置されている。しかし、対向の横断歩道の歩行者が多いため、対向の車両がなくても右折ができない状況になっている。


特徴
・東西の両方面に右折専用のレーンがない。
・横断歩行者が非常に多い。
・歩行者の影響で右左折できない車両が多く存在する。
・通行量に比べ面積の小さい交差点である。(歩行者の渡る距離が短い。)
・歩行者用の地下通路があり、交差点の四隅に出入り口の階段が設置してある。現在はあまり歩行者  に利用されていない。

改善案
・歩行者が非常に多い点や、車両が左折困難な点、横断距離が短い点、面積が小さい点
の以上を考慮した結果、「スクランブル交差点化」が適当であると判断します。


注意点
・スクランブル交差点は3元次の信号システムとなるため、渋滞の原因になるとしばしば言われるが、同交差点の場合はスクランブル交差点化した方が車両はスムーズに流れると考える。
・隣接する「烏丸塩小路交差点」もスクランブル交差点であるため、信号の連動が必要である。
・烏丸通、七条通、歩行者の交通量や、平日・休日に応じた適切な信号秒数の計算が必要である。 
・七条通の第2車線を右折専用レーンとする。
・歩行者の待ち時間が長くなるため、歩行者に地下通路があることを知らせる必要がある。


イメージ図(自作) 画像をクリックすると大きい画像になります。

現状


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改善案



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紫色車・・左折車
青色車・・右折車
水色車・・直進車
桃色の丸・・・歩行者



「九条油小路交差点の東行き」を常時左折可能な「左折可」に戻すべき。


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横が九条通 縦が油小路通です。

阪神高速8号京都線の開通に伴い、いままで逆T字型だった交差点は 十字型交差点になりました。
そのため、以前は南から北へ向かう道路はありません。なので西から北に向かって常時左折ができました。
しかし、十字型交差点なってからは「緑矢印信号が出てから左折が可能」に変更されました。
そのため、左折レーンは連日の渋滞です。

というのも・・十字型になってからも常時左折可を維持したそうです。しかし、あまりにも事故が多発したそうです。詳細はわかりませんが おそらく、南からの直進車と 大きく左折する左折車との衝突事故だと思います。

でも、構造的には現状でも常時左折可にすることは可能です。
上空写真を見てのとおり 
南からの直進車線は2車線。
交差点の北側は3車線です。
そのため、北側の第1車線を左折車用にできるわけです。

ここでの問題は左折車が横着をして大きく左折することを禁止させること。
そのためには黄色のラインが効果的だと思います。
左折車用に北側の第1車線の右に黄色ラインを15メートルほど引くことで事故はなくなるとおもいます。

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提案内容の簡略図
京都市は12日、歩行者と自転車の通行区域を明確に分離する実証実験を、中京区の御池通(烏丸通-河原町通間)で始めた。初日は市や京都府警が啓発ビラを配り、正しい通行区域を走るよう自転車を誘導した。
 交通量の多い道路沿いの歩道では、自転車は車道寄りを走行することが道路交通法で定められている。実験は市民にルールを知ってもらうのが狙いで、自転車通行区域を白いテープや案内板で分かりやすく表示した。
 この日、市や府警関係者のほか、地元住民ら約30人がルールを明記したビラを歩行者に配ったり、通行区域をはみ出して走行中の自転車利用者に「こちらを走って下さい」と呼び掛けていた。
 実験は18日までの7日間、午前7時から午後5時まで実施する。実験に関するアンケートも実施し、道路環境の改善など今後の施策に生かしていく。2010年11月12日 京都新聞引用



もう景観とか関係なしに白線をおもいっきり引いた京都市にアッパレだよ。
この広い歩道における歩車分離は各自治体が頭をかかえる部分だ。

でもね・・自転車を車道側に誘導する運動よりも 
      歩行者が店舗側を歩くように促す運動のほうが先だと思う。


歩行者が自転車道歩いてたんじゃ逆に危険だし、そのために自転車もベルは鳴らさない。
結果的に、自転車は歩行者歩道にふくらんで運転するから・・

歩行者を自転車道に入れないことが前提の社会実験だね。$これでいいのか? 日本の道路    -道路設計・道路標識・道路標示-
行ってきました!!気になる道路 今回は浜松市にある 「子安交差点」

ここは僕の中で「カラー舗装のお手本」となる交差点です。


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この交差点のカラー舗装以前の問題点は・・

本線となる国道152号線(東海道)を東方面へ向かうときに
直進ではなく左折専用レーンを利用しての左折であることが問題です。

慣れていないドライバーが迷う典型的な交差点構造。

第一車線を走ればそのまま左折し、本線の国道152号線に行ける。
でも感覚的には左折することになるからドライバーは焦る。

そのため、混乱が生じノロノロ運転に・・
スピードが出やすい道路構造なので、地元のドライバーは車を飛ばす。

追突が起こりやすい交差点。

案の定。。H16年からH18年の交通事故の種類は63%が「追突」
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これを改善しようと浜松市は「子安交差点のカラー舗装化」の社会実験実施へ。。。


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これはすごい・・

わかりやすい!!案内標識と道路の色を連動させることで よりわかりやすく!!

すごいと思ったので行ってきました。休日1000円を利用して・・



浜松市の担当者と電話ができました。
この交差点整備をしてから事故が減ったそうです。
浜松市は他にも、バス専用道路や住宅地の信号のない交差点にもカラー舗装が見られます。
すごく進んだ自治体です。

カラー舗装というのは「わかりやすさ」だけではなく、「速度を抑える効果がある」ことも言えるでしょう。


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