新しい理論や制度は、それを構築した人自身の「本当の心を映す鏡」だと思う。

今まで「政治腐敗脱却」とか「政治の不信を正そう」等と声高に叫ぶ政治家を何人も見てきたが、その当人すらも政治腐敗の一翼をになったことすらもあった。

ただし、その当人達は「政治腐敗脱却」と叫んではいたが、具体的方法は一度も出しはしなかった。それなら、その心はまがい物であっても仕方ないであろう。

シャルル・ド・モンテスユーは三権分立によって、それを使用した国における圧政を無くしたが、彼は本当に世界から圧政を無くしたいと考えていたことは自明であろう。

そして、その理論の構築者の問題を解決したいと願う心の強さこそが、切れのある理論を生むのである。

私は、政治に関心も持った高校生の時からずっと政治の不正を正したいと心から願ってきた。だからこそ、「選挙区のくじ引き制度」を構築出来たのではないかと思う。




選挙・選挙制度ランキングへ