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魅惑のグレーゾーン玩具~美しきトイガン~

「銃刀法」とやらで様々に規制される悲劇のオモチャを愛でるブログ


日本発~安全で精巧な模型=トイガン-M39


最初からコルト社製品が続いたので、

オートマチック(自動拳銃)の代表としては、

ライバルであるS&W(スミス&ウェッソン)社の銘銃M39をご紹介します。


1954年に発売されたアメリカ初のダブルアクション式オートマチックピストル

で、その後の自動拳銃シリーズの基本となりました。


同社としても初のダブルアクション式で、内部機構はあのドイツの超名作

「ワルサーP38」を参考に制作されました。


使用する弾はP38同様「9ミリパラベラム弾」です。


45口径弾の支持者の多いアメリカではなかなか人気を獲得できない時期が

ありましたが、警察等の公用としてはある程度の評価を得ており、

日本でも海上保安庁などで採用された歴史があります。


S&W社では、

現在このM39を基本とした様々な自動拳銃が発売されています。



写真は、マルシン工業製のモデルガンです。


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(7月31日終了致しました。落札ありがとうございました。)



日本発~安全で精巧な模型=トイガン-キングコブラ


リボルバー第2弾は、やはりコルト社のキングコブラです。パイソンと同じく

.357マグナム弾を使用します。


内部の機構を見直し改善することによって、

生産コストの大幅な削減に成功すると同時に、

従来の同社製リボルバーでは重く粘っていたトリガーが改善されました。


強力なマグナム弾の衝撃に耐えられるように、

従来のリボルバーよりも強度面を意識したつくりになっており、

ボディーには錆びに強いステンレス素材を採用しています。

そのためシルバーカラーが標準となっていますが、

写真のように表面をガンブルー仕上げにしたものもあります。


グリップには、パックマイヤー社製のコンバットラバーグリップが

標準で装着されています。

写真は、4インチモデル。KSC製のモデルガンです。


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日本発~安全で精巧な模型=トイガン-パイソン


リボルバー(回転式拳銃)の代表は、コルト・パイソン357マグナムです。

SAAもリボルバーですが、あちらは別格という感じで、

ここには、ダブルアクション式リボルバーをご紹介します。


パイソンは、1955年にコルト社のマグナム弾対応型高級リボルバー

として発表されました。


手作業で多くの調整を必要とし、仕上げも念入りにほどこされ、

ブルーイングも美しく、「リボルバーのロールスロイス」と呼ばれ、

他の製品のおよそ倍の高額商品でした。


販売減少と製造費高騰を理由として、1999年に生産停止となり、

現在ではコレクターズアイテムとなってます。

初期生産モデルで、当時の美しい仕上げを保ったパイソンは、

コレクターの間では高値で取引されています。



写真は、4インチモデル。コクサイ製モデルガンです。


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日本発~安全で精巧な模型=トイガン-SAA



やはり、ガンマニア一番の憧れは、

西部劇で大活躍したコルトSAA(シングル・アクション・アーミー)でしょう。


通称「ピースメーカー」と呼ばれています。


戦争の道具に『平和を創るもの』といった名前を付けてしまうなんて、

さすが銃社会のアメリカですね。


1873年にアメリカ陸軍の採用試験のためコルト社に8000丁発注が行われ

(この際の制式名はM1873)、1892年に正式採用され大ヒットとなりました。


以来、100数十年間

ほとんど変わらぬデザインのまま現在まで愛され続けている銘銃です。

コレクターズアイテムであると同時に、その美しさに惚れた人は世界中に

いるため、現在では安価なヨーロッパ製品が数多く生産されています。


またファストドロウ大会など、スポーツ的に楽しむ愛好家もたいへん多く、

この銃が普遍的名作であることを物語っています。



写真は市民向けの4.5インチモデル「シビリアン」。


タナカワークス製のモデルガンです。


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