言葉とは…
・人類がコミュニケーションをとるための最大の手段で、個人の心だけに存在するものを共有し、普遍的にする素晴らしいもの。
・言葉を出したとたんにそれは力をもち響影しあう。相手に影響を与えるし、また自分の言葉を聞いた自分自身も、相手以上の影響を受ける恐ろしいもの。
人間関係や自分の立ち位置に迷ったとき、ことわざとか、格言とか、伝記とかを読むことはとても役に立つことだと思っています。何万憶人以上の英知の塊を一瞬にして自分のものにできるからです。
また普段自分が言葉を使うとき、言葉が相手にも自分にも影響することを頭においています。しかも恐ろしいことに、相手は色眼鏡のフィルターを持っていますし、聞き流すなどの術を使っているのですが、自分は自分の言葉を100％信じているのでストレートに受けてしまいます。
言葉の使い方がゆがんでいるとその影響を一番に受けるのは自分自身なんです。
そしてその影響力は無意識の中に蓄積されていきます。
無意識は仏教でいう『アラヤシキ』なんだと思っています。
なので私は言わなくていいことは言わなくていいと思います。でも、言わなくちゃいけないことは言わなくちゃいけないと思います。
その時はタイミングをはかります。フィルターが薄くなっているときがいいですよ。
例えば「これどういうことなの！」と相手が言ってきた瞬間です。相手が怒っていたらちょっとビビるかもしれませんが、相手が知りたいと思っているまたとないチャンス
です。自分の心をしっかりと届けましょう。
心のバランスを保つためにも、言葉についてしっかり意識することはとても重要なことだと思います。