山の空気は澄んでいて気持ち良く
お天気も良くて最高です
雄国沼まで3.3キロ。頑張るぞー
登り始めはやっぱりきつくて心臓がバクバクします。
でも山の中は気候も涼しくて気持ち良いです。
登りはきついので歩みが遅くなってしまいます。
篠君は私のスピードに合わせてゆっくり歩いてくれます。
はあはあ言いながら登る私。
「なんか励まして。声をかけてくれる?」とお願いしました。
が、空気の読めない篠君は
「トレランで走るコースに丁度良い」とか言うので
余計にイラっとします。
そうじゃなくて、あとこのくらい歩けばゴールだから頑張ろう、とか
可視化できる目標を提示してほしいです。
「あとどのくらいかなぁ?」
「全然分からないな。けど1時間くらいで行けるかと思ったけど
このペースなら倍かかるね、2時間はかかるかな」
確かに1時間歩き続けて、結構来たでしょ、と思ったとき
登り口から1.8キロ。あと1.3キロの看板を発見。
やっと半分ちょっと超えたくらいです。
平地と違い、山の中の1キロは本当に道のりが長いです
11時20分頃、あと1キロの看板を発見やっとあと1キロ。2/3は来たのね
篠君が「1キロなんてボルトが走れば90秒で着く距離だ」
とか言います。例えが極端すぎませんか
とはいえ、お昼前にはたどり着きたいと頑張って歩きます。
11時45分。やっと休憩小屋までたどり着きました
少しトイレ休憩して、湿原を目指します。
なんとなく私も覚えているのは、この小屋から確か30分くらい
さらに結構歩くんだよなぁ、ということ。
しかも、足の小指と薬指が登山靴の硬い部分にあたって
痛みを感じてきていました。登りは良いのですが下りの時に
足が前に押されるので靴に当たるのです。
もっと厚手の靴下を履くべきでした
登山靴は篠君がプレゼントしてくれたもので、すごくいいやつです。
確か7万円位する靴だったと思います。
そんな良い靴を頂いているのに足が痛いとか言えません
どんな風に歩けばあまり小指が痛くないかな、なんてことを考えながら歩きました。
途中、おじーさんおばーさん達が群がって何かを観察していました。
どうやら、「トリカブト」が自生していたらしいです
怖いですよね、猛毒のトリカブトの群生地があるのですね。
小屋から30分。やっと雄国沼の湿原にたどり着きました
今年初めて見るニッコウキスゲ。かわいらしいです。
ビタミンカラーで元気が出ます
ここから勝手に篠君VS望 写真対決です(笑)
お互いの撮った写真を並列します。
ニッコウキスゲのアップ
左 篠君 右 望
ニッコウキスゲの群生
篠君 望
ツツジ
篠君 望
コバイケイソウ
篠君 望
白いお花
篠君 望
サラサドウダン
篠君 望
アヤメ
篠君 望
悔しいけど、こうして並べてみると構図の取り方など篠君の方が圧倒的に上手です。
でも、白いお花とアヤメだけは私の方がステキかしら
今年はニッコウキスゲとコバケイソウとレンゲツツジ、ワタスゲが
一気に咲き誇っていて美しく共演しておりました。
ニッコウキスゲの数は尾瀬を抜いて日本一になったそうです。すごいですね
ちなみにワタスゲを見ると篠君は必ず
「ワタスゲの綿スゲー」とオヤジギャグをかまします。
毎年これを聞くと、この季節が来たんだなーと思います