今年山に登るのは初めてです。
久しぶりの磐梯山
ちゃんと登り切れるか不安ですが行ってきました
この日初冠雪だったらしく、やはりふもとの時点で結構寒い
アンダーウエア+長そで+半そでシャツ+ジャケットを羽織り
出発歩くと暑くなるから、初めは肌寒いくらいが丁度よいと
篠君に教えられているので、寒い中登山開始。10時ちょい前に出発です。
15分くらい歩き始めると体がポカポカしてきて
本当に丁度よい温度になってきます
紅葉は山の下の方に降りてきている為、山の中の紅葉は
残念ながら終わっていますが、空気が澄んでいてとても気持ち良いです
20分ほど歩いていくと、廃墟になった小屋が見え、硫黄のにおいがするスポットへ。
見た目は露天風呂のようで気持ちよさそうだけど、触ったら水でした
コポコポ泡が噴き出している箇所があって、そこだけは熱かったです。
こんな温泉あれば入りたいですけどね
30分も歩くとうっすら汗が。自分を頑張らせるアイテムとして
飴玉とチョコを持ってきたので、時々飴をなめたりしながら
だんだん険しくなっていく山道を登ります
1時間も登って、見下ろすと・・・
きれいな景色が広がります
ここまで登ったんだなぁと嬉しくなります
でも目指すは山頂。まだまだ登ります
篠君はソロでも山歩きするほどで雪山もテント貼って
泊まってくるような人なので、私とは次元が違います
山のお師匠さんです
ちんたら歩く私のスピードに合わせて、先導してくれます
平日なのに、登山に来ている人が結構いて、60歳過ぎているような
おじいちゃん、おばあちゃんみたいな人でも元気に歩いているのを見ると
すごいなーと感心します。
私は後ろからくるおじいちゃん達にどんどん抜かされております
「上の方に行くと霧氷が見れるだろうから行こう」と篠君が
励ましてくれます。
イッテQで温泉同好会の森三中が
はぁはぁ言いながら山を登っているのをスタッフが激を飛ばす
そんな感じです
2時間弱登り続けたら
霧氷が
木の枝に細かくきれいに縦に並んだ霧氷がはりついていて
とてもキレイです
パラパラと落ちると四角い形で霧氷が落ちてきます。
下界では見られない幻想的な風景ですね
篠君がわざと枝をコツンと叩いて、霧氷が私の頭上に
バラバラバラと落ちてきます。せっかくの霧氷が・・
霧氷のついた枝の中を歩き続け2時間半。ようやく山頂に登頂です
やったぁ
しかし・・・霧がかかって雲に覆われてせっかくの景色が真っ白で
何も見えない・・・
と思った直後、強風が吹いて、ホントに一瞬だけ雲が晴れて
猪苗代湖を見ることができました美しいです
一瞬だったので、写真は撮れませんでしたが、見れて良かったです
山頂は風もビュービュー、寒くて長くはいられないので、早々に下ります。
20分ほど降りたところに、小屋があるので、そこでお昼休憩です
コーヒーをククサに入れて飲むとホッとします
私たちのククサはお互いにプレゼントしあったものなんです
初めて山登りに連れて行ってくれた時に、篠君がククサでコーヒー飲んでいて
「かわいいカップだねー」なんて言ったら、「じゃあこれ望にあげるよ」と
篠君のククサをわたしにホイッとくれたんです。
「ありがとう」とその時は何ともなしにもらったのですが・・・
後で「ククサ」を調べてみたら、
(某HP抜粋)
ククサ(KUKSA)とは、フィンランド北部ラップランドに住んでいた
サーメ人に古くから伝わる、白樺のコブをくり抜いて作られる手作りのマグカップです。
材料となるバハカと呼ばれる白樺のコブは、十分な大きさに育つまで30年・・・・・・幸福のシンボル。
「ククサは人からもらうと幸せになると言われている」
と書かれていたんですね。(しかも思ってたよりずっと高い)
それを読んだときに、じーーーーんとしてしまいました
それをわかっててくれたのかな?なんともなさそうにくれたのに。
めっちゃ粋なことするじゃん
スキューンとを撃ち抜かれたのでした
私も篠君へプレゼントしたい!とククサを購入し、プレゼントしたのでした
山で飲むコーヒーはどうしてこんなに美味しいんでしょ
ククサで飲むからかな?空気が美味しいからかな?
篠君が一緒だから美味しいんだな
山ご飯は篠君が全部担当してくれます
ガスを出して、お湯を沸かして、アルファ米を戻して
沸かしたお湯に「金のカレー」を入れて温めてカレーを食べる
これが私たちのいつもの山ご飯スタイルです
今日は特別に「金のハンバーグ」までトッピングされていて豪華
そして最高に美味しい
だけど、歩いて汗が引いてきて、ダウンを着込んでも寒くて寒くて
手袋していても手がかじかむくらい寒くてブルブルしてきます
そんな私の様子を見て、「山小屋に入ってていいよ、おでんでも
買ったら?片づけたら行くから。」と先に私を山小屋に避難?
させてくれて、一人でお片付けしてしてくれました。
お湯も、道具も、水も、食料もすべて、篠君が運んでくれて
私よりもずっと重い荷物をもって、お昼準備して片づけまでしてくれる
なんて素敵なんでしょ山にくるといつもの数倍カッコよく見えます
山小屋の中は温かくてホッとします。おでんを注文して体も温まりました
のんびり休憩しすぎて、気づくともう14時20分。予定よりかなり時間オーバー
でも元気出ました頑張って下山できます。
下山の方が膝に負担がかかるので、膝サポーターをつけても
膝が痛んできます
16時までには下山したいと頑張って歩き続け
なんとか15時45分に下山しました頑張ったぁ
汗かいてるし、冷えるし温泉入りたいということで
「香の湯」に立ち寄ります。貸切でも利用できて、2400円で
露天風呂を貸切で入れます。
あまり時間がないけれど、2人で一緒に温泉に入り、至福のひと時
とても気持ち良いです。広葉樹があるので、少し前の紅葉の時期なら
もっと最高でしたでしょう。とても良かったのでまた行きたいですが
冬季は残念ながら閉鎖です
20分くらいの短い入浴タイムでしたが、体もポカポカに温まり
最高に充実した良い1日だったなぁ
そんな登山デートでした