めたけ | クライミングパンツが買えない
おひさしぶりです。

2020年1月現在、ヘルニアは相変わらずで、投薬しながら保存的治療?(要は痛み止めをのみながら様子見)を試みています。



11月末

痛みがやや落ち着き、久々にクライミング(インドアトレーニング)したら、翌日に足腰の調子がすこぶる良かった。あまり激しい落ち方をしなければ、クライミングはヘルニアに対して良い方向に働くことがわかった。クライミングを再開する口実ができた。あとは筋トレも始めた。所謂筋肉コルセットを目指して、腰周りを鍛えなければ。

しかし、坐骨神経が圧迫されているので足がつりやすく、ルーフでの狭い動きも厳しい状況。課題を選んで登るしかないようだ。


12/10



いつも行くT wall 東村山にて、初めて本物の黒本を見た。バッタさんの Niyodo Lover に通ずるエッセンスを感じた。この週末に予定している外岩復帰は御岳と三峰に決めた。


12/13

安い中古車を買った。13日の金曜日の夜に納車。大事に使うよ、これからよろしく。




12/14

という訳で早速マイカーで御岳へ。この日は直前に「御岳行きませんか?」とラインをくれたタカフミ&カジヤンも一緒。テレパシー?


二人の希望は デッドエンド 1級。そう、最近チップされたやつだ。


チッピングは、岩、ライン、歴史、そしてクライマーの思いを破壊し踏みにじる許しがたい蛮行だ。

課題の破壊を目的としたチッピングは、かつて北山公園でも発生した。最近だと那由多とかね。

チッピングされた課題はトライすら自粛すべしという意見もある。それがチッピングを容認する行為だという理論らしい。

私もその思いをよく理解できるが、それを自分に適用はしないことにした。それが何故か、ここまで書いたので自分の気持ちを整理してうまく説明したいのだけれど難しい。

一連の事件で様々な議論が巻き起こったが、僕は岩の前に立って普通に登はん意欲を得て、自分の気持ちに従って登ることにした。




さて

問題のデッドエンドは、僕の手順だとチッピングされたホールドに干渉しない手順になることがわかった。遅れて来る2人の到着前にすぐ登れたのでお昼寝タイムに突入。





二人が到着したので応援。カジヤンは登り、タカフミは登れず。

余った時間、僕はデッドエンドの右抜けにトライ。斜めのカチ帯から、右上のほうにある左斜め下に向かって走った薄いクラックを目指した。上の写真で、ちょうどカジヤンが踏んでいるあたり。

トポをよく見ればこちらが「デッドエンド 右 1級」のラインに思えるけれど、一般的にそれとされているライン取りはもっと直上っぽい動きになるみたい。

四国のような「呼んでるライン」ではないけれど、こちらに来て「見出だすライン」にも趣を感じられるようになりました。僕の動きだと限定ぽくないし結構楽しめた。悪いけど。


その後はまたまた2人の希望した 嶺の夕 1級へ移動。これも僕は終わっているので後ろのピンチオーバーハングの岩で暇潰し。あまりピンと来ないこの岩だけど、他にやることないので触った。気持ちの入ってないトライで登れるはずもなく、ただただ指皮を消耗して終了。


嶺の夕は2人とも宿題になったんだったかな。時間が経ちすぎて記憶が曖昧。



デッドエンドに戻って夕方まで頑張ったタカフミだったけれど、残念ながら落とせず。

翌日は3人で三峰の予定だったのでさっさと帰って寝た。