【クラス報告】母のための男の子カラダ教室 | バースコーディネーター&誕生学アドバイザー 長谷部しのぶ ペアレンティングな日々

【クラス報告】母のための男の子カラダ教室

一昨日は、自主開催サロン「母のための男の子カラダ教室」2013年版最新バージョンをお届けしてきました

私自身は、女の姉妹しかおりませんし、女の子しか育てていないので、
このクラスをご提供するのに若干抵抗がありました。

ただ、誕生学アドバイザー仲間でこのクラスを沢山開催している者が
「ママたちのなかには、自分自身も女系で育って、
男の子とどうカラダや性について語ればいいか、
不安な方も多い。
同じ立場で寄り添えることが大事」
とのアドバイスをくれたので、今回自信をもってお届けしてきました。

以前のプログラムは、幼児から思春期まで、ざっくり男の子ママが対象でしたが、
2013年バージョンより、思春期前後のお子さんを持つママに対象がかわりました。

当日は、概ね9歳~高校生の男の子をもつお母様がお集まりいただきました
中には、今日参加するクラスについて、パートナーに報告してたママもいらっしゃって、
「俺もどういう風に伝えていいかわからないから、俺のためにも、ぜひしっかり学んできて!」
と背中を押されて来た、という方もいらっしゃいました。

皆様自己紹介で、ちょっとしたお悩みをお伝えしていただいたあと、
ミニテストテストをしたり、スライドを見たりしたあと、

ご家庭でいのちや性のことを話せるキッカケのための、
二次性徴の誕生学をご覧頂きました。

それから、親が伝えにくいことは本のチカラも借りよう、ということで
本のご紹介をしたり、

日本の子ども達がおかれている現状についてなどもシェアさせていただきました。

ママたち皆さん、性感染症についての日本の現状や、感染して発病するとどのような症状になるのか、
あまりご存じなかったようで、びっくりされていました
まあ、私もこんな仕事をしていなければ、10代の性感染症などまったく興味はなかったと思いますので、びっくりして当然です。

それから、後半は、このクラスのメインイベント
「どう答える?男児からの質問Q&A」

ということで、男児から聞かれる質問について、どう答えるか、
参加者の皆さんで回答を考えていく、というワークショップを行いました。



みなさん、同じ年齢のママ同士グループになっていただき、回答を考えます
回答を考えつつも、お悩みを共有する、貴重なお時間ではなかったでしょうか?


これについては、私も全ての質問に模範解答をもっている訳ではないので、
皆さんからのアイディアを吸い上げる役に徹します。
(実際、私が思いつかなかった、いいアイディアを沢山いただきました。)

頂いた感想です!

サロンに参加する前に悩んでいたこと
→「性について聞かれたら、どう答えていいかわからない」

参加されてみていかがでしたか?
→「具体的ではなく、ロマンチックに、でも間違った表現ではない言い方がわかった気がする」


参加する前に悩んでいたこと
→「わが子は幼い方なので、これから来るであろうことをあせらず、迎えられるようにと思って参加いたしました。
パートナーはこの手の話が苦手で、はずかしがってしまうので、この先不安でした。」

参加されてみていかがでしたか?
→「不安は少し減りました。ロマンチックに伝えて納得するタイプかわからないので、いろいろと考えておこうと思いました。」


そうですね、来るべき日のために、いろいろを考えておくのはいいですよね!

参加する前に悩んでいたこと
→「男の子の性の成長の全てで悩んでいました」

参加されてみていかがでしたか?
→「いろんな角度から他の人の話や意見も聞けて、楽しく勉強できたと思う」


本当にそうでしたね。私自身も、多くの方のご意見を聞けて大変勉強になりました。


参加する前に悩んでいたこと
→「息子に月経やセックスといったことを聞かれて、うやむやにしていいのかと思っていた。」

参加されてみていかがでしたか?
「科学的にきちんと説明すれば、子どもにも伝わることがわかった。」

直筆掲載のご許可も頂きました。



ちょっと見えにくいのですが、下記の通りです。

参加される前はどのようなことで悩んでいらっしゃいましたか?
→「子どもが成長し、見た目はもう既に大人に近い状態になっているので、
現状は本当のところはどうなっているのか?今後どうなっていくのか心配だった」

参加されてみていかがでしたか?
→「なかなか子どもと向き合って話すのは難しいことではありますが、
聞かれたことには誠実に答えていこうと思いました」



あと、男の子だけでなく、女の子も育てていらっしゃる方からは共通で
「女の子にも聞かせたい、女の子の方も、また教えてください」とのメッセージをいただきました。

(8月に、江東区男女共同参画推進センター主催の「母と娘の月経教室」の開催が決まっております。6月下旬に告知いたします。)


さらに頂いた感想です。

「最後の『幸せな男性を、世に送り出そう』に、『そうなんだ、そうなんだ!』って目からウロコでした。もっとオープンに子どもと話せたらいいなあ、と思いました。」

そうですよね、わが子を幸せな男性として、社会に送り出したい、親として当然の願いですよね。

あと、終了後はみなさんとランチをしたのですが、そのとき頂いたご意見・・・。

「子どもが、セックスってなーに?って聞いてきて、
『うわー!いつの間に、わが子がエロくなってしまった』ってとてもあせってしまったけれど、別に子どもは知らないことを普通に聞いてきただけ・・・。
それを、エロくなって、、、って捉えてしまった、大人のほうが、よっぽどスレていると感じた

ホントそうですよね?子どもは、、生命科学を聞いてきただけです。

このクラスでは「母のチカラ」についても共有しました。
私も含めて、幸せな男女を世に送り出すために、母としてがんばりましょうね!


今回は、平日開催でしたが、土日開催のリクエストも結構いただきました。
また開催したいと思います。
(私自身もとても楽しかったからです