ブログタイトルをリニューアルしました | バースコーディネーター&誕生学アドバイザー 長谷部しのぶ ペアレンティングな日々

ブログタイトルをリニューアルしました

ごぶさたしております。


かれこれ、半年もブログを更新せずにおりました。

今日は誕生日なので、久しぶりに更新します。



あれから東日本大震災などいろいろなことが起こりました。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。



3月11日、私は午前中、モザイクモール港北という商業施設で、

誕生学を妊婦さんたちにお話していました。


そのとき妊婦さんたちに

「妊娠出産って月の満ち欠けに影響するんです。

月ってすごいですよね。

昨日の月はとても赤かったので、もしかして、大きな地震が起きたりして・・・」

なんて冗談で話していたんです・・・。



それから、私が以前ドラマの出産シーンを監修したことがあり、

その内容は

「大地震が起きた、避難先の体育館で、赤ちゃんが生まれる」という内容でした。

そのことを、施設側の担当者に話をしていました。


そして、そのあとその施設で立ち読みをしていたら、

そのドラマのママ役だった女優さんの記事をたまたま読んでいたんです。


3つ、予感がありました。


そして、横浜から帰る途中の二子玉川駅で、地震に会いました。



3時間バスを待った挙げく、あきらめて、20キロ以上の距離を歩くことに決めました。



でも、本当に奇跡的に、2駅歩き始めて、タクシーに乗ることができました。




保育園では一番最後、小学校では最後から2番目のお迎えになりましたが、

どうにかこうにか帰宅したマンション最上階の我が家は、モノが散乱して、

足の踏み場がない状態でした。



自分も大変だったのですが、ニュースをみれば、多くの命が失われている。。。



みなさんもそうだったと思いますが、4月過ぎまでなかなか気持ちも落ち着かず、

かといって、

苦しい東北の方も沢山いらっしゃるので、自分のできることを考える毎日でした。



地震から3ヶ月たって、やっと落ち着いてきました。



やっぱり、今自分にできることは、誕生学を伝えること、

生きていくことが大変な時代、多くの命が失われたこの時期だからこそ、

生まれた意味、生まれたことに感謝することを共有する、

それしか自分にはできないと思っています。



誕生学をお話しした生後2ヶ月の赤ちゃん連れが、仙台で被災したと、あとで聞きました。


「生まれてくる力があったね。被災したけど、この子は強いね。

安心しました」とご両親が笑顔で帰っていきました。



もっと世の中で復興支援に向けてがんばられている方が沢山いますが、

私に出来ることは微力で限られています。


もっとビジネスウーマンとしても、経済を回して行きたいと思っています。


現在、「ピースフルバース」という出産・育児スクールのプログラムマネージャーのやっています。



妊娠・出産の肯定的な情報ももっと流通させたいですね。




大人になってから、あまり話したことがないのですが、

私が「いのちの道」を通って、この世に出た地は、

仙台市です。


育ったのは神奈川なので、神奈川県出身と名乗っていますが、

出生地は仙台市です。


父と母が出会って、結婚を決めたのも仙台市。


ルーツです。



まだそちらへ出向いて何かが出来るほど、

力がありません。


でも子どもの頃本当に大好きだった仙台(そして東北)。



もっと自分が貢献できることを探します。