今日は、クラブに装蹄師さんがいらっしゃってました!
バロン西の愛馬、ウラヌス号の蹄鉄をもってらっしゃる方、と伺っていたので、
お!今日はお持ちかな!?と思いましたが、
お持ちではなく、残念
その代わりに、蹄鉄あれこれ、
世間話をたーくさんしてくださり、
とても興味深かった件。
左→削蹄後 右→削蹄前
✳︎爪は前に伸びる。伸びるとリーチが長くなり後ろの腱に負担がかかるそうです。
日本はその昔、軍隊で馬を使っていて、
装蹄のあれこれ、が、すごかったそう。
だって、馬も兵隊さんも 命かかってますもんね。
そして国も。
必要なものだから、国もチカラを入れていて、
昔は国家資格だったそうです。
今は愛玩動物や、乗馬、競馬、
昔よりは需要が少なくなり?(でも競馬界では毎年7000頭くらい生産されますけどね?)、
活躍の形も、変わって、
昭和40年頃に認定資格に変わったそうでした。
最初はフランス式を取り入れたそうですが、
第二次世界大戦でドイツと同盟を組んだため、
ドイツ式が入り、
その後、フランスandドイツに日本流のアレンジが加わって、
とても、技術が良かった、とのこと。
今は需要が減り?装蹄師さんも、昔と比較したら、
人数が少ないそうで、
色々LOST technologyがあるそうな。
でも、大昔は日本の馬はそもそも、
もっと小さくて爪も硬かったから
蹄鉄なんてものは履いてなかったそうです。
もしくは、馬にロープで編んだワラジを履かせていたりもしたそうですよー!
あと、面白かったのは、
左右前後。全く同じではダメ。
蹄鉄に合わせてはダメ。
目的とすること→爪の形や、徐痛、いい動きを出す
ことに合わせる!?
人間もそう。左右非対称。
今は売ってる靴が普通だけど、
これがなかなか、幅とか長さとか、
意外に合うのがない!
本当はオーダーなんて出来たら夢だけど、
今の時代ではあまり履かれなくなりました。
でも、ランニング用、とか、フィットネス用とか、
色々、目的によって、使い分け、ありますよね。
あ、話は少しそれましたが、
左右非対称だからこそ 動物は動きやすくできている。
あと、
問題が右後にあったら、左前(対角)にも問題が出る?
人間も、右脚悪いと左肩が痛かったりと、対角に出る人が多い。
似てるー!
色々共鳴するところがあり、
気づいたら30分も無料で(笑)蹄鉄セミナー受けていた
すごーい!!
以上、装蹄師さんとの おはなし でした