柴っこコハナさん(推定14歳女の子)は、わが家にお迎えした直後から発作を起こし、投薬治療を開始しました。
お薬を始める時は「一生お薬を飲むようになる」と家族に説明しました。

てんかんの治療は発作をゼロにすることではなく、減らすことが目標です。
大きな発作はなくなり、1年に1回、軽い発作が起きる程度でした。
ところが少なくとも2年以上、発作が起きていません。

実はてんかん発作やアトピー性皮膚炎の症状軽減は、シニアワンコあるあるでもあります。
シニアになると脳内で変化が起こるのか(感度が鈍くなるとか?)、症状が見られなくなることがあるのです。
初代柴っこハナカさんもシニアになってアトピー性皮膚炎の痒みが消え、長年飲んでいたステロイドをやめました。

その子の状態や症状にもよるので一概には言えませんが、お薬を休んで様子を見る場合もあります。
症状が改善して数年経ち、お薬をやめるリスクなども含め、今後について飼い主さんと相談します。
「心配だから続ける」「一度やめてみたい」など、みなさんそれぞれです。
症状が改善したからと勝手にお薬をやめると反動で症状が悪化する可能性があるので、必ずかかりつけに相談してくださいね。

コハナさんについては薬を止めて発作が起きたり、それが命に関わることは嫌という家族の意見により、続けることに決定しました。

 

 

 

しのこの鳥塾基本コースは2026年5月20日(水)「①知る」&6月3日(水)「②気づく」を予定しています。
お申し込みをお待ちしております。

 

 
 
写真:コハナさん、珍しくソファにもたれています。
 
 
 
アメブロ限定写真:別角度から。舌が出ちゃっています。
 

 

鳥さんの勉強をしていると、他の動物さんとの違いや環境問題など、学ぶべきことがどんどん広がります。
その中でハマってしまったのが猫ちゃんで、鳥さんと共通している部分があると感じたのです。

外で季節に合わせて生きる鳥さんがヒトと暮らすことで、どうしても不自然なことが起きてしまい、健康に影響が出ます。

猫ちゃんは単独行動、狩りをする、肉食などの生態から考えると室内で満足させることは簡単ではなく、時には問題行動として捉えられてしまいます。
かといって事故や病気を考えるとお外に出していいとは言えません。

鳥さんも猫ちゃんもヒトと暮らすことで本来の生態とは違った環境におかれます。
飼い主さんに体調の変化が伝わりにくい、正常な行動が異常と勘違いされやすいことも事実です。

最近は猫ちゃんブームということもあり、解剖学や身体能力など詳細に教えてくれる書籍が多数出版されて助かりますね。
一緒に暮らしたことがないからこそ冷静に読めるのかもしれません。
これからも猫ちゃんからたくさんのことを教わりたいと思います。
 

 

春らしい陽気とともに、日の出は早く、日の入りも遅くなりましたね。

そろそろ冬時間も終了していただいていいと思います。

 

 

鳥さんの学び直しをしてから、天気予報をよく確認するようになりました。

 

・雨が降る予報→産卵するかも

・気温が高くなる予報→体重が増えてくるかも

 

・・・といった感じです。

 

 

季節とリンクしている鳥さんの体に先々起こることを天気予報から予測でき、先手を打つことができます。

 

私は「雨予報は産卵予報」と言っていて、雨が降ったら産卵した子の対応で忙しくなりそうだと気を引き締めます。

また気温が上がると体重が増えやすくなるのでごはんの量を見直すことがあるのですが、温暖化が毎年ひどくなっていて間に合わないということもあり、先を読むことは簡単ではありません。

 

今後も天気予報を頼りながら日々試行錯誤です。

 

写真:本物の木をくり抜いてふくろうの顔が見えてかわいらしい♡

「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センターことりはうす」からお迎えしました。

 

柴っこコハナさん(推定14歳女の子)のシャンプーをしたのはいったいいつだったかしら?
そう、たしか去年の健康診断の頃。
ということは9月だったわね。
今は?もう4月?
・・・・・・Σ(・□・;)

 

 

最近暖かくなってきたので、「よっしゃ!シャンプーするぞ!」と意気込んでいました。
ところが季節の変わり目で寒暖差があり、コハナさんが一時的な軟便や吐くという体調不安定さを見せるものですから、強行して悪化させる恐れありです。
結局無理せずブラッシングだけで終了しました。

そもそもシャンプーはワンコにとって快適なものではなく、負担のかかる大仕事です。
ヒトと一緒に暮らす上で清潔さは大切ですが、持病のある子やシニアなどは注意が必要です。

コハナさんのシャンプーの頻度は、若い頃に比べてだいぶ減りました。
でも体調を崩してまでやることではないので、たま〜にできたらいいかなと思っています。


「シャンプーは2週間に1回」「1ヶ月に1回」といったはネット情報はあくまで参考にしてくださいね。
自分の子の体調を見て決めましょう。

 


写真:シャンプーより寝ていたいコハナさん。
手や足先の黒さが気になるものの、体調が優先です。

 

先月末、午前中から夕方まで通しで、基本コースを終えた方へ上のクラスを開講しました。
本来は2回に分けてお話しするのですが、まとめて1日でやってみようという初の試みでした。

受講者さんたちが疲れてしまうのではと心配しましたが、「楽しくてあっという間だった」とおっしゃってくださいました。
昼食も一緒にお部屋で食べておしゃべりし、いつもの鳥塾とは違った雰囲気でした。

お忙しい方たちなので1日で済ませられたのはよかったかもしれません。
私も今後の自信につながりました(実は声がかれるのではないかと不安でした)。

聞いてばかりではつまらないだろうからと、実際にさし餌を作る時間を設けています。
「ちゃんと卵の黄身と野菜を使って作るものなんですね」と、毎回好評です。
後日感想のメールをいただくことがあり、私も励みになっています。

鳥塾に興味はあるけれど日程が合わないなどがありましたら、ご相談させていただきますので、ぜひご連絡ください。
Shinoko The Animal Doctor
獣医師 川畑しのぶ
メール vetshinoko@gmail.com

次回の基本コースは2026年5月20日(水)「①知る」&6月3日(水)「②気づく」を予定しています。
お申し込みをお待ちしております。

 

 
 


アメブロ限定写真:受講してくださった方からいただきました。
おいしくいただきました(o^―^o)

 

柴っこコハナさん(推定14歳女の子)、シニアになり、以前とは違う面が出てきたとお話ししました。

 

 

最近は前足を触ったり、持ち上げることを嫌がります。
お散歩後に前足を拭く時やお洋服の着脱の時、吠えるだけでなく、私たち家族の手に歯を当てるようになりました。
コハナさんをおだてたり、歯を当てられても無視したり、着脱しやすいお洋服にしたりと工夫をしてきましたが、歯を当ててくる強さも増してきました。

考えられる理由としては2つです。
1、前足の関節に痛みがある?
寝起きにぎこちないロボットのような歩き方をします。

2、感情面のコントロールがきかない?
若い時は理性があり、飼い主さんの顔色を見て行動します。
シニアになると心身の衰えや感情の変化から、自分の感情を優先する様子が見られます。


若い頃ならヒトと暮らすためのルールとしてトレーニングのやり直しを行いますが、シニアの場合は心身の不調や変化が起きていることが前提です。
このまま様子を見ているだけで対策をしなければ、悪化する可能性が高いと考えました。
家族がケガをすることはもちろんよくないですし、コハナさんとの関係性が悪くなることが心配です。

そこで口輪を使うことにしました。
歯を当ててくるのはいつも決まった時だけなので、必要な時に数秒ほど使う程度です。

使った感想は「めっちゃいい!」です。
安心して前足を拭いたりお洋服を脱ぎ着できるようになりました。
コハナさんへの負担も少なく、口輪をつけさせてくれます。

口輪の選び方、家族にある罪悪感や心のハードルの問題、私自身も使うことで気づいた課題などがありました。
長くなるので続きはまた書きますね。
 

毎日世界情勢のニュースで気落ちしています。
ブログを更新しようと思いながらも、「こんな大変な時にのんきに書いていいのかな」と考えてしまいました。

そこでいったん吐き出させてください。
戦争と言わずに攻撃と呼ぼうが言葉いじりをしているだけで、やっていることは同じです。
ヒトの命や権利を奪い、自然破壊をして、動物さんたちの命も住処も奪っていることには変わりありません。

新型コロナが流行した頃からお薬の入荷が不安定になり、今は欠品が続き、代替薬がないというお薬もあります。
そこに今回の件が加わり、今後もペットの治療やフード代など全般に影響が出ることを心配しています。
ヒトに余裕があってこそペットとの暮らしがあります。

戦争放棄をした日本は立派だと誇りに思っています。
どうか平和が幸せで当たり前だと、胸を張って言える日が早く訪れますように。
心から強く願っています。

次回からは通常モードでいきますね。

 

意外と知られていない鳥さんという動物、季節との関係、ごはんは何をどのくらい?どうやって健康状態を観察すればいい?羽って切っていいの?など、鳥さんの健康寿命をのばしたいと願う獣医師がお世話の基本を全2回でお伝えします。

これまでの受講者さんたちからも「頭の整理ができた」「受講してよかった」とのお声をいただいております。

2026年5月20日(水)①知る 
6月3日(水)②気づく

午後1時半~3時半(予定)
定員5名まで
受講料 全2回で5800円(2900円×2回)

お申し込み締め切り日 2026年5月11日(月)

場所 〒252-0314 相模原市南区南台3-20-1
おださがプラザ(小田急相模原駅文化交流プラザ)

小田急小田原線「小田急相模原駅」北口を出て左側「ラクアル・オダサガ」4階
ミーティングルーム1

お申し込み、お問い合わせ先
Shinoko The Animal Doctor
獣医師 川畑しのぶ
メール vetshinoko@gmail.com

お申し込みの際はお名前、ご住所、お電話番号のご記入をお願いします。
一緒に暮らしている鳥さんがいれば、種類、性別、年齢などの情報も頂けると参考になります。

鳥さんと暮らしている方、今後お迎えを考えている方、鳥さんに興味のある方ならどなたでもいらしてください。
お待ちしております。

 

☆もしご希望の曜日などがありましたら教えてください。柔軟に対応させていただきます☆

 

「うちの子、ニオイばかり嗅いで全然歩かないからお散歩にならないんです」といったご相談を受けることがあります。
「それは大事なお仕事だから、しっかり嗅がせてあげて」とお願いしています。

お散歩の目的はウオーキングだけではありません。
ワンコ同士、お互いの残した排泄物の痕跡からどこの誰がここを通ったことを知り、また自分も知らせることでコミュニケーションを取っていると言われています(直接対面していないのに不思議)。
他にも外の空気、草木など自然のニオイを嗅ぐことで、脳に刺激を与えてくれます。
ヒトの嗅覚の数千~1億倍もあると言われるワンコたちは、ニオイからどのような情報を得ているのか興味深いですね。

お散歩が苦手で歩くこともままならないというワンコもいます。
その場合、抱っこやバギーで静かな公園などに連れて行き、草木や土に触れてニオイを嗅ぐだけでもかまいません。
室内では経験できないことが外の世界にはあります。

ワンコも飼い主さんも、お互いにとって毎日のお散歩が楽しい時間になってくれたらいいなと思います。

 

犬猫の獣医師や飼い主さんたちに「鳥さんの飼い主さんて変わっているよね」と何度言われたことか(耳にタコ)。
そのたびに「私もですけどね~(*^^)v」とお返事しています。
具体的な理由を聞いても「なんとなく」といった漠然とした印象のよう。
なぜそのように言われるのかいつも不思議でした。
犬猫の飼い主さんでも独特な方たちはいますけどねぇ(;・∀・)

振り返ると、鳥さんのことをよく知らない、苦手な方がおっしゃっている気がします(余談ですがインコさんのウロコ状の脚が怖いという方は多いですね)。

小さい鳥さんとのコミュニケーションはおしゃべり、飼い主さんの手や指先を使いますね。
他には頬ずりやニオイをかいだり(!)
カラフルな色、姿やしぐさをかわいいと感じる鑑賞というか、視覚的な愛し方も特徴的だと思います。

「モフモフの犬猫さんを好き」とはたしかに異なるでしょう。
「鳥さんを好きってどんな感じ?」と、共感が難しいのかもしれません。

飼育方法も違いますから、当然飼い主さんの視点や質問、話す内容も違います。
それらが変わっていると受け取られてしまうのでしょうか。
あくまで私の個人的見解です。
みなさんはどう思いますか?

私のことは鳥さん好きの変態と思っていただいてかまいません。

そんな(どんな?)獣医師が鳥さんの健康と幸せを守りたいと鳥塾をやっています。
4月開講の締め切りは3月22日(日)です。
詳しくはこちら↓

 

 
写真:鳥塾を受講してくださった飼い主さんたちからいただきました。
おいしかったです~。ありがとうございます♡