三道併進

三道併進

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名古屋市東区にある高岳院です。

 

 

 

名古屋市教育委員会の説明書きによると

慶長13年(1608)徳川家康の八男で早逝した仙千代(高岳院殿華窓林陽大童子)の菩提寺として甲斐国(山梨県)にあった教安寺を平岩親吉が清州へ移築したお寺で清州越しで現在の地に移りました。

 

 

 

徳川家康の側室のお亀の方が文禄4年(1595年)に仙千代を生みますが、仙千代は慶長5年(1600年)3月、6歳で夭折します。仙千代の菩提を弔うため高岳院を建立されました。

 

お亀の方は尾張徳川藩初代藩主徳川義直公の生母です。

 

 

 

 

 

当時の境内地は7,371坪に及び、仙千代君の墓所と共に壮麗な堂塔伽藍を建立し、新府最大の寺院でした。

 

 

 

 

 

山門は清洲城の黒門を移したもので明治になってからは国宝に指定されましたが昭和19年(1944)の戦火で消失。

現在の山門は昭和31年に再建されたものです。

 

 

 

 

山門には三つ葉葵の丸瓦があります。

 

こちらの三つ葉葵紋は葉芯が13本で一般的に尾張徳川家の三つ葉葵紋といわれるデザインのものです。

 

 

 

 

 

 

鬼瓦にも三つ葉葵があります。