ポーランド滞在記
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感謝

留学生活もとうとう終わり。


振り返ると、


楽しかったこと


しんどかったこと


刺激的なこと。


様々なことが思い出される。


その全てが新鮮だった。



始めてグダンスクに降り立ち、


空港から寮に移動し


寮の部屋で寝床についた夜を


昨日のことのように身近に


またはるか昔のことのようにも感じる。



地球の裏側に来たという心の踊りが少々


しかし


ここにはだれも頼るものがいないという


孤独感が


心の大部分を占めていた。



だがそのあとの日々には


様々な出会いがあり


幾多の人々に助けをもらった。



それは前の日記にまとめたんでそちらを参照。



普段なら友人や家族に助けをもらってるのが当たり前だったことを


こっちに来ると赤の他人に頼るしかない。



自分が


気付かないうちに


いかに他人に依存して生活してきたのか。


それを深く実感した。


日々の生活のどれ一つをとっても


おれひとりではなにもできない。



自分の無力さを実感すると同時に


人間のつながりの持つ力を知った。



こっちで手を差し伸べてくれてきた


ポーランドでの友人達。



母国から応援してくれる


同級生や部活の先輩、後輩。



そして誰よりも


おれのことを心配し


経済的にも精神的にも支えてくれた


両親と兄貴。



その全てが本当に貴重で


言葉にできないぐらい


おれの支えになっていた。



周りの人たちに感謝して


自分が今までしてもらってきたことを


また周りの人たちに還元していこう。



そう思えただけでも


留学した価値はあったんじゃないだろうか。




グダンスクの生活で


もう一つ思ったことは


今までおれが人生でしてきたこと、


他人にしてもらってきたこと全てが


確実におれの糧になってる、ということ。



ガキの頃から習ってた英語や音楽はもちろん


高校で学んだ友情と努力


ラグビーで学んだ礼儀と人間関係の大切さ


名古屋で同級生とアホみたいに遊んでた日々


そーいったおれの23年間全ての経験が


いろんな人との出会いを


濃密でかけがえのないものにしてくれた。



今までの人生


これでよかったんだな、と思えて


おれは幸せです。



あ、別に死ぬわけじゃないっすよ。




あと、この留学中


様々な境遇の人たちを見た。



いかに自分は恵まれているのか。


日本という世界で一番裕福な国に生まれ


なに不自由なく日々を過ごし


いつしかそれが当たり前になって


不平不満ばかりが顔をもたげる。



この自分が送っている


安全で


清潔で


快適な生活が


世界的に見て


いかに奇跡的なものか


いかに素晴らしいものか。



それに感謝して


日々の生活を送ることができれば、


当たり前の


かわりばえのない毎日ではなく


もっと新鮮で


濃密な日々を送れるのではないか、と。





おれの周りにいる


全ての人たちと、


今までの


23年間の人生、


全ての出会いに


最大限の


尊敬と感謝を。



「人は一人では生きていけない。」


それを実感した留学生活でした。




みなさん


本当にありがとうございます。



そして


これからもよろしくお願いします。




チェシチ。

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