自分の好きな日本酒と本格焼酎、更にビールは売ってないけど児島ジーンズは売っている変な酒屋の『酒のしのぶや』三代目店主の佐藤浩一(@saketen51)です。
突然ですが僕自身がお金を使う場合を考えてみたんですけど、何か物を買う時とか外食する時とか何処かに出かけるとかくらいかなって。
例えば飲み物や食べ物を買う時とか限定物のスニーカーを買う時にお金を払うし、外食する時も当然お金を払うし、何処かに旅行に行く時にも切符代とかガソリン代とかお金を払いますよね。
これを一つずつ自分なりに分析してみるとお腹が空いて食べ物を買う時は空腹を満たしてくれるし、喉が渇いている時に飲み物を買う時は喉の渇きを潤してくれます。
限定物のスニーカーを買う時は自分で履いている場面を想像したり、限定物を手に入れたという優越感を感じます。
外食する時も空腹を満たしてくれるし家では食べられない料理を食べれる楽しみもありますよね。
旅行も何処に行くってのも重要ですけど誰と行って何をするってのが楽しいですよね。
何が言いたいかっていうと『僕がお金を払う時は楽しい事とか幸せになれる事に対して支払っている』って事なんです。
空腹を満たすために美味しいものを食べて幸せだし、喉が渇いている時に自分の好きな物を飲んで幸せだし。
外食だって誰かと行けば美味しい料理が食べれて楽しい時間を過ごすことができます。
旅行も同じですよね。
人って自分の幸せな事に対してお金という物を支払うんだって思うんですよね。
ってのを自分の酒屋という仕事でお客様の立場になって考えてみると、星の数ほどある酒屋さんの中からウチを選んで買ってくださるお客様に『酒のしのぶや』として何を提供すればいいんだろう、どんな提案があるだろうって。
ウチは僕の好きな日本酒と本格焼酎を販売してるんですけど、そのお酒自体を買って飲むことも大切なんだとは思うんですけど、もっと考えてみるとウチのお酒を買って家で飲んで癒されたり、誰かと飲んで楽しい時間を過ごす。
また限定品を買う事によって更に幸せな時間を過ごすことができる、なんてのが僕の酒屋としてできる提供なのかなって思うんです。
そんな大それたことじゃなくてもウチのお酒を買ってくれたお客様が、それを飲むことで楽しい時間を過ごしたり幸せな体験をしてもらえたら、僕はそれだけで酒屋をやっていてよかったって思えると思うんですよね。