Twitterで繋がった香川県の酒屋さんタニーズの中川君のブログを読んで、なるほどなぁって勉強しながら自分なりの意見も書いてみようと思います。
中川君のブログはこちらから。
僕も中川君の意見に賛成です。
価格競争に逃げるのは簡単なんです。
だけど最終的には自分で自分の首を絞めることになってしまうんです。
ウチは元々ディスカウントストアとしてやっていたのは前に書かせてもらいましたけど、価格競争になってしまうと結局は問屋さんやメーカーさんを叩いて価格を下げてもらったり、削れる部分を削り取って他店よりも1円でも安くって思ってました。
でも大資本には絶対に勝てないんですよ。
そこで僕は方向転換をしたんですけど値段を崩せなくて他店で扱っていないような、蔵元さんから直接仕入れる本格焼酎や日本酒の品揃えを増やしました。
多分酒屋さんだけじゃなくてどんな業界にも同じようなことが言えると思うんですけど、ウチの場合でいけば日本中・福島県内・もっと言えばいわき市で酒屋さんは沢山あるのに、なんでわざわざウチに来ていただけるのか?
そこを考えた時にそれがウチの強みなんじゃないの?って。
今はいわき市内の他の酒屋さんと被らない商品を扱っていて、もっと言えば福島県内でウチにしかないお酒とか東北6県でウチともう1軒にしかないお酒とかがあるので、そのお酒を買いに来ていただくことが多いんです。
そのお酒を扱うお店が出来た時に困らないように僕としてはSNSを使ってお客様とコミュニケーションをとったりしているんですけど。
これが飲食店さんの場合は、ぶっちゃけディスカウント店で買って家で飲んだ方が安いのに、なんで自分のお店で飲んでもらえるかを考えてみるといいと思いますね。
それがその飲食店さんの強みなので。
そこを見つけられないと価格競争という簡単な方に逃げちゃうんだと思います。
価格競争は正直酒屋さんを叩いて価格を下げて貰えば簡単なんですけど、そうすると最終的には自分で自分の首を…。
ウチの場合のお話をさせていただくと方向転換をするにあたって、父親から今までのお客様は来なくなると思ってた方がいいと言われました。
実際に価格だけで来ていたお客様はほとんど安い他店に流れて行きました。
でも、昔からのお客様はそのまま通ってくれたんです。
その違いに最近気づいたんですけど、価格だけできていたお客様は当然安いお店があればそちらに流れて行きます。
でも昔からのお客様、いわゆる常連さんや近所の方々、父親や母親の繋がりのお客様は安売りをやめても来ていただけたのは、関係性ができていたからなんじゃないのかって思ったんです。
その関係性ができていたお客様は価格は関係なかったんですね。
これって凄く大切なことなんだって最近気づきました(^^;)
だから僕は僕のお客様とこれからもしっかりと関係性を作っていきたいと思います。
中川君のブログで僕も勉強させられました!