福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎、また自分でも3年前から愛用している児島ジーンズを正規販売店として売っている変な酒屋『酒のしのぶや』三代目店主(仮)の佐藤浩一です。

 

 

ご来店されたお客様にもウチで販売してない商品を探されている場合があります。

また問い合わせのお電話をいただく場合もあります。

 

そんな時は僕の場合は近所の販売店さんをお伝えしたり、知っている限りで販売店さんをお伝えするようにしています。

それが例え知り合いのお店じゃないとしてもです。


お客様は銘柄指定な訳でウチで扱ってなければ残念がって帰られます。

もしかしてそのお酒は自分用じゃなく誰かに頼まれたかもしれませんし、そのお酒があることによってそのお客様の晩酌が楽しくなるのであれば、たまたまうちで扱っていなかったことによって叶えられなくなってしまうかもしれませんよね。

 

 

僕も同じような経験を何度もしていまして何かを買いに行った時にそこのお店では売ってない場合に『他にどこで扱ってるかは知らないねぇ』って言われた時は自力で探しますけど時間もかかるし労力もかかるし、何よりその最初に聞いたお店の事って覚えてないんですよね。

 

でも『あそこだったら売ってるかもよ』とか『知り合いのお店に聞いてあげるから待ってて』なんて言われたら嬉しいし、そのお店の印象も自分の中では【良いお店】としてインプットされるんです。

んで例えばスニーカーを買った時に知り合いや友達なんかと話してたら、もしかしたらそのお店のことを話すかもしれないしオススメしてるかもしれません。

 

自分でされて嬉しいことは人がされても嬉しいことだと思うので、今までもこれからもこのやり方は僕は変えないです。

 

数多くある酒屋さんの中からいわき市では一番わかりづらく、国道から入ってくるもの躊躇するような場所にわざわざ選んで来ていただいたんだから、ウチにお目当の商品が無くても喜んで帰っていただけるようにしたいですもんね。

 

だからよくお客様に『商売っ気ねぇよなぁ。普通はそれもいいけどウチのこれもいいですよって勧めんじゃないの?』って言われますけど、でも喜んでいただければ次に何かあった時に来ていただけるかもしれないじゃないですか。

もしかしたらお客様の頭の片隅にウチのお店のことが残っているかもしれないじゃないですか。

 

だったらお客様に喜んでもらえれば僕はいいと思ってます。