福島県いわき市平にある『酒のしのぶや』三代目店主(仮)の佐藤浩一です。
平成27年8月25日の朝、母親と散歩中に心筋梗塞により6歳の若さで他界してしまった愛犬『シーノ』の一周忌でペット霊園に納骨してきました。
ミニチュアダックスのロングヘアーだったんですけど全然ミニチュアじゃなくて体重9kgで、お医者さんからダイエットを言い渡されていたんですけどね(^^;)
感情の起伏が激しく機嫌がいい時は【遊んで・遊んで攻撃】が凄かったんですけど、機嫌が悪い時は食べ終わったエサ箱を片付けようとしただけで牙を剥いてくる。
だけど本当に苦労した子で震災当時で1歳だったんですけど、地震が起きた時にうちの母親は財布とかの金目の物は一切持たず、この子を抱えて家の外に飛び出していて一緒に避難生活を送ることになったんです。
横浜の姉の家に着くまでの4日間は車の中のゲージで我慢していて、休憩のたびに外に出して散歩したり遊んであげたり。
でも僕たちも余裕がなくかまってあげることができなくて、そのまま姉の家に預けることになってしまいました。
そんな大変な思いを一緒に体験したこの子は特に思いが深いですね。
だけどウチは完全なる犬派一家で僕が小さい時から犬がいなかった事が無いくらいだったんです。
僕は小さすぎて記憶に無いんですけど大きな犬の背中に乗せられていたとか、とにかく犬がずっと側にいましたね。
歴代の愛犬達
記憶を辿っていくと覚えてるのは『ロン』という名のミックス犬が幼稚園の時にいまして、このロンは本当に頭のいい子で近所でも評判だったらしいです。
この子は古すぎて写真がありません!
ロンは確か8〜9歳で亡くなったと思います。
その後、数頭いて強烈なインパクトだったのが『ファニー』って名前は可愛らしいチワワとトイマンチェスターテリアのミックスで5〜6kgの小型犬。
可愛らしい名前とは正反対で凄く凶暴(笑)で噛むのも甘嚙みじゃなくマジ噛み、僕なんかかまいすぎて小指を噛まれた時は爪が割れました!
でも父親には凄く忠実でふざけて誰かが父親をいじめるフリをすると、小さいのに本気で父親を守ろうと立ち向かってきて、牙を剥き出しで唸っていると小さくても怖いんですよ。
この子も写真を探せばあるとは思うんですけど、とりあえずは写真なしで。
ファニーも12年くらい生きて小型犬では長生きって言われたことがありましたね。
そしてシーノの前にいたのがヨークシャテリアとプードルのミックス犬の姉妹で『アロア』と『ルナ』でした。
上の写真はわかりづらいですけど2匹並んで写ってるんです。
まぁこの2匹はお姉ちゃんのアロアが頭のいい子で妹のルナはズル賢い性格で、アロアは『散歩行くからリード持ってきて』っていうと、ちゃんとリードを持ってくるんです。
それから玄関のところに腰掛けて『おんぶは?』っていうと背中に飛び乗って両肩に両手をしっかりかけておんぶしてくるんです。
ただ慣れない人がやると怖いのか爪をしっかり立てるので肩のところが大変なことになります(^^;)
一方、妹のルナは体がアロアの半分くらいしかなかったので、体力でも喧嘩でも姉のアロアには負けてしまうのでズル賢くなってしまったのか、アロアと遊んでいてルナも遊びたいんだけどアロアが仲間に入れてくれないと玄関近くに行って【誰か来たよ!】って吠えるんです。
それに騙されたアロアは遊ぶのをやめて玄関にお出迎えに行って待ってるんですけど、まぁルナの嘘なので誰も来ませんよね(笑)
その間にルナは僕のところに来て遊ぶんですよ。
騙されても気づかずに玄関前で待つ姉のアロアと、してやったりで遊んでる妹のルナ。
でも決して仲が悪い訳ではないんですよ。
2匹寄り添って寝てるし大喧嘩したこともないんじゃないかと思います。
この子たちはルナの方が先に14歳で亡くなって、姉のアロアは17歳の大往生でした。
アロアの方は最後は目も見えず鼻も利かなくなってしまいボケてしまったんですけど、うちの奥さんが最後の方は面倒を見てくれて決まった時間にトイレに連れて行ったりお世話をしてくれました。
シーノの一周忌が終わったばかりなんですけど次はどんな子がやってくるのか、まだ全然未定ですけどちょっとだけ楽しみですね。