悩んだらどっちが儲かるかじゃなくて、どっちが楽しいかで選びなさい
さらに今朝の藤村先生のツイートで
どうやったら巧くできるのだろうと考えるより、どうやったら楽しくできるのだろうと考えよう。 そのほうがいい仕事ができるのです。
っていうのがあるんですけど、これを僕なりに解釈してみました。
あくまでも僕の解釈なので予めご了承ください。
僕も仕事を始めて1年くらいして仕事が嫌で嫌で仕方がなかった時がありました。
それはただ単に親父に言われたことしかしてない、要は自分で何もしてなかったというか自分で何もできなかったからだと今では思います。
ただ店に出てレジを打ったり品出しをしたり注文が入ると配達したりと、本当に言われるがままの仕事しかできていなかった。
そんな時に親父に一つの部門を任されることになったんですが、当時は人気のあった新潟清酒の担当で自分で気に入った商品を仕入れて自分で試飲してみて、POPを書いてお客様に説明して売るという自分発信のやり方でした。
でもそれをお客様に美味しかったって言ってもらえたのが凄く嬉しかったんです。
そこから自分で仕入れる楽しみやお客様に説明して美味しかったって言われる楽しみを見つけ、どうせ仕事をするなら楽しくやった方がいいし、仕事として考えると辛くなるけど楽しいことだったら辛くなることも少ないだろうって。
だから仕事を仕事と思わないで遊びの延長だって思うようにしました。
だってその時は親父が事業で失敗して作った膨大な借金を返すために仕事をしていたようなもんでしたからね。
働いても働いても・売っても売っても銀行の返済にまわってしまい【働けど働けど尚、我が暮らし楽にならず】ってフレーズがぴったりでした(笑)
あっ!今は完済してますんでご安心ください(^^)
だからどうやったら楽しくなるかを考えてました。
実際に僕は2011年の東日本大震災を経験して、故郷である浪江町には未だ帰れる状況じゃないんですけど、それでも親父の実家のあったいわき市で親父の実家の玄関で酒屋として再開させることができました。
先輩の酒屋さんに『震災で酒屋がダメになったのに酒屋として復活するのは佐藤さんくらいじゃないの?』って言われました。
それだけ先行き不安な業界なのは間違いないと思います。
でも皆様のおかげで僕は今楽しく酒屋として再開できてます。
どうせ酒屋として再開させるなら変わった酒屋で自分で楽しいお店にしようと、自分でも愛用してる児島ジーンズを正規販売店として売らせていただいてます。
全国でも酒屋としてジーンズ売ってる店なんて無いと思います(笑)
これも儲けようと思って始めたんじゃなくて単純に自分が好きで自分が楽しいからはじめたことだし、正直そこまで売れてるわけじゃ無いんですけど自分が楽しけりゃいいんです!
藤村先生の教えである儲けじゃなくて楽しいを選んだんですね。
それと儲けることとか巧くいくってのは僕は時間のかかることだと思います。
当然商売なので儲けが無いとやっていけないけど、儲けるのだって売れないと儲からないし、巧くいくってのは自分で判断することじゃなくて他者評価だと思うんですよね。
自分でやったことがすぐに巧くいったってのは自己満足なんじゃない?って。
それに比べて楽しいことってのは自己評価で、楽しいことってのは始めてすぐにでも楽しいって思えるから時間もかからないんじゃ無いのかなって思うんです。
小さな頃から結果を焦ってしまう性分で、プラモデルとかって何日もかけて作ったりジグソーパズルも何日もかけて完成させる人いますけど、僕はすぐに完成させないと気が済まない子供で、これは大人になってからも同じで自分で組み立てるラジコンを寝ずに完成させたり、週刊の漫画は読まずに単行本になってから一気に読むタイプ。
だから僕にとっては楽しいっていう結果がすぐわかる『楽しい事優先』が合ってたのかもしれないですね。
僕なりの勝手な解釈なので正解か不正解かはわかりませんけど、僕はこれからもこの考え方を変えるつもりも無いし、やっぱり仕事でも楽しいことを選んでやっていけたら幸せじゃ無いですか。
それから楽しいことって自分基準なんで自分が楽しけりゃいいのかなって。
そんな楽しいことをやってることで自分の周りに楽しい連鎖反応が起きて、さらに楽しいが広がっていけばいいなぁって思っています。