いやぁ今日も絶好調に暑かったいわき市ですが、今日から3日間七夕祭りが始まりましたし、来週月曜の8日には駅前の大通りを通行止めにして「いわきおどり」があります。

さらに今日は小名浜で「いわき花火大会」があり、いわき市市制50周年記念として通常よりも5千発多い2万発の打ち上げ花火や仕掛け花火があるんです。

 

僕の生まれ育った所は浪江町ですが高校はいわきにある県立好間高校に通っていたし、父方の実家がいわきにあったのでいわきの方言には慣れていましたけど、浪江と違うので聞き取れないこともありましたし、理解不能の方言もありましたね。

 

いわきのおばあちゃんがよく言ってたのは「しっさんな」「やっさんな」「そうげぇ」「んだっぺよ」

これ全部?いわきの方言だと思うんですけど解説しますと

しっさんな=しなさんな

やっさんな=やめなさい

そうげぇ=そう

んだっぺよ=そうだよ

こんな感じだと思います。

今でもいわきの友達は普通に使っていますね。

 

大学時代に先輩から「お前って訛ってないよね?」って言われたことがあるんですけど、先輩と話すときは敬語でしたし敬語の時って訛ったりしませんよね?

たまに寮の公衆電話で実家に電話してるのを聞かれると「やっぱり訛ってるね」って言われましたけど、実際浪江って訛りというか方言もなかったし、少しイントネーションが違うだけだと僕は思ってます。

 

でも母親とかに聞くと浪江の方言があったので、ここからは浪江の方言講座です!

 

まず「こわい」

これはお化けが怖いとかじゃなくて「こわい=疲れた」を意味するんです。

例文としては「今日は田植えやって、もうこわいはぁ」となります!

 

○○はぁと語尾に「はぁ」をつけるのも方言なのかもしれないですね。

「やっちゃぐねぇはぁ=やりたくない」とか「もういらねはぁ=もういらないよ」という使い方です。

 

それから「まやえ」

これは「まやえ=弁償する」だそうで使い方としては

「あ〜あ、ぼっこしたんだがら、おめぇがまやえよ!=あ〜あ壊したんだから、あなたが弁償しなさいよ」

となります。

 

僕たち世代はほとんど使いませんけど、親世代は使っていたようです。

 

それから奥さんの友達が北海道に住んでいた時に「ごめ〜ん、ゴミなげてくれる?」って言ったらゴミを投げつけられたそうで、キレたら「ゴミはなげてじゃなくて捨ててって言うんだよ」と教えられたそうですが、これに関しては僕は今でも「ゴミなげて」って普通に使いますが、だからと言って本当にゴミを投げつけられたら間違いなくキレます(笑)

 

みなさんの所でも方言や訛りがあると思いますけど、それはあって当然のことだし別に恥ずかしいことではないと思いますけどね。

 

そういえば大学時代の宮城県の先輩が神奈川の先輩の家に遊びに行く電車の中で

先輩A「都会さ行ったら訛んねぇようにするべな!」

先輩B「んだな!はずがしいがらな!」

先輩A「んじゃ練習するべ!」

先輩B「そうすんべ」

先輩A「都会では訛らないようにしような」

先輩B「んだんだ」

って会話をしてたんだって聞いて「練習してるそばから訛ってるし」って爆笑してたというお話でした。