このウォレットはもう16~7年使ってるんですけど、特別使えないわけじゃなく手入れを怠ったために少しだけ傷だらけになってるけど、経年劣化として捉えれば問題ないわけで。
財布も何個かあるのでその日の気分によって使い分けをしています。
息子が小学校の時だったと思うんですけど、いつも僕がウォレットロープを付けてケツポケットにウォレットをさしていると「僕もパパみたいなのが欲しい!」と突然言い出したんです。
だけど子供のポケットには当然入らないし、そもそもウォレットを持ってても中身がないじゃん!って話なんですけどね(笑)
でもなんか嬉しかったんですよね。
息子にパパと同じ格好がしたいって言われて。
それでネットで色々見ていたら革の二つ折りの小銭入れがあって、畳めばお札も入るしいいかなって思って買ったんですよ。
それを息子に見せると「やったー!」と喜んだのも束の間、ウォレットロープがないと言い出す始末(^^;)
仕方がないから僕の使い古しを貸してあげましたよ。
すると息子は早速ケツポケットに小銭入れを差し込みロープを付け遊びに行っちゃいました。
友達に自慢したかったんだと思います。
それからは休みの日に出かける時はジーンズ履いて、ケツポケットにウォレットを差し込んでロープも付け並んで歩いていました。
それから数年後の息子が中学生になった時でした。
オシャレに目覚めたのか自分の好みを言うようになってきた息子でしたけど、その当時僕が来ていたブランドのTシャツが欲しいと言い出しました。
一つ下の娘も欲しいというので仙台に買い物に行ってお気に入りを買ったんですけど、そこでまさかの親子ゲンカになろうとは思いもしませんでした。
息子は細くMサイズでジャストくらいだと思いMサイズのTシャツを購入し僕はいつもの通りのXLを購入。
家に帰ってから試着するとMじゃ大きいと息子が言い出しました。
僕の見立てからするとMでジャストサイズだったので説明すると息子は「もっとピッタリに着たいんだよ!」というので「このくらいのサイズの方がちょうど似合ってるんだよ」と説明。
僕の説明にも納得せず「もっともっとピッタリに着たかったの!!!パパだってピッタリに着てるじゃん!!!」と。
息子よ!
1つ言わせてもらいたいことがある!!
父ちゃんはピッタリに着たいんじゃなくて最大サイズでもピッタリになっちゃうんだよーーー!!!!
「ごめん」と小声で呟いた息子でした。