「Shinobu / しのぶ」とは、俺。2023年1月1日にチャンネルを開設し、2025年6月5日に動画を初投稿。登録者数は5.53万人で、総再生回数は21,544,730回。(記事執筆時点)
「Shinobu / しのぶ」とは、俺。2023年1月1日にチャンネルを開設し、2025年6月5日に動画を初投稿。登録者数は5.53万人で、総再生回数は21,544,730回。(記事執筆時点)
まえがき
今月の8日、「日本で最もコメントされたYouTube動画ランキング(2025年3月8日最新版)」と言う記事を当ブログで公開した。
その当時は、YouTuberの「ヒカル」が投稿した動画「【プレゼント企画】ニンテンドースイッチ スプラトゥーン2セット30台30名様にプレゼント!」が日本一位だった。
しかしこの記事を書いた直後、思わぬダークホースが現れ次々とこのランキングの動画を抜かしていく。
そして今日ついに、ヒカルの動画を抜かして日本一位となった。
その動画の名は、「YAJU&U」。ネットミーム「野獣先輩」をもとにしたAI楽曲だ。
というわけで、このYAJU&Uが日本一位になった現在のYouTubeコメント数ランキングをこれから紹介していく。
また、前回のランキング記事を書いていた時に見落として入れていなかった動画も今回入れます。
-
ランキングの作成方法
PLAYBOARDの「日本で最もコメントされた長尺動画ランキング」「日本で最もコメントされた短尺動画ランキング」から、日本の動画ではないのになぜかランクインしている動画を手動で除外し、日本の動画なのになぜかランクインしていない動画を手動で追加した。それでは早速紹介していく。
15位: PS4を10台プレゼント!当選者にヒカルが直接お届けします! (コメント数: 286,540件)
YouTuber「ヒカル」のプレゼント企画動画。1本目。
14位: きゃりーぱみゅぱみゅ - PONPONPON , Kyary Pamyu Pamyu - PONPONPON (コメント数: 307,428件)
きゃりーぱみゅぱみゅのミュージックビデオ。コメント欄を見ると外国人が多く、海外でもバズっていることが分かる。これがここまでコメント数を伸ばした要因の一つだろう。
13位: PIKOTARO - PPAP (Pen Pineapple Apple Pen) (Long Version) (Official Video) [Ultra Records] (コメント数: 317,572件)
ピコ太郎のミュージックビデオ。世界中で空前のバズを引き起こした。
12位: 三浦春馬「Night Diver」Music Video (コメント数: 322,522件)
三浦春馬のミュージックビデオ。
11位: BTS 'Lights' Official MV (コメント数: 326,979件)
BTSのミュージックビデオ。
※日本語の曲である上、ユニバーサルミュージック”ジャパン”が投稿した動画なためランキングに掲載しました!!※
10位: Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.) (コメント数: 330,863件)
Snow Manのデビュー曲。
9位: 【STPR紅白合戦】歌い手グループ混合対決!自己紹介動画【騎士A紅組】【すとぷり/騎士A/AMPTAK/めておら】 (コメント数: 362,635件)
歌い手「騎士A」の動画。これは「歌い手グループ混合対決」という、複数の歌い手が参加した大型対決企画で、動画内で「コメントお願いします!コメントしたら騎士Aの得点が増えます!期限は3月28日まで」と言っている。参加している他の歌い手もこのような動画を上げている。そのためここまでコメント数が増加したのだ。
8位: 【効果絶大の足パカソーラン節】スマホ見ながら7分で脚やせ・お腹痩せ成功者爆増 (コメント数: 388,731件)
人気YouTuber「なるねぇ」の人気動画。
7位: 【脚やせ成功者爆増】シン・足パカソーラン!スマホ見ながら8分で足とお腹痩せすぎる。 (コメント数: 416,185件)
再び「なるねぇ」の動画が登場。
6位: この動画のコメント数を100万にすることは可能か? (コメント数: 431,337件)
可能ではなかったようです。。。
5位: Number_i - GOAT (Official Music Video) (コメント数: 432,003件)
アーティスト「Number_i」のミュージックビデオ。Number_iのファンは彼らのMVのコメント欄をファン専用の掲示板にしている上、少し前に彼らのファンは「2024年が終わるまでにGOATを1億再生達成させるチャレンジ」を行っていた。この2つの要素が絡み合いコメント欄が盛り上がったのだ。
4位: PS4を100台プレゼントします【ネクステ1000万円プレゼント企画】 (コメント数: 476,198件)
YouTuber「ヒカル」のプレゼント企画動画。2本目。
3位: King & Prince「ツキヨミ」MV YouTube Edit (コメント数: 495,377件)
King & Princeのミュージックビデオ。
2位: 【プレゼント企画】ニンテンドースイッチ スプラトゥーン2セット30台30名様にプレゼント! (コメント数: 553,097件)
YouTuber「ヒカル」のプレゼント企画動画。3本目。
1位: 【淫ミュ】YAJU&U 【ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ/Cartoon】 (コメント数: 553,433件)
伝説の動画。この動画はネットミーム「野獣先輩」をもとに作られたAI楽曲なのだが、あまりにも曲の出来が高いと大バズり。またコメント欄が、Number_iのGOATのように「淫夢厨」と呼ばれる野獣先輩のファン的存在の掲示板と化しているため、ここまでコメント数が増加したのだ。
YouTube。
2005年からスタートしたこの動画投稿サイトは、瞬く間に世界的に人気になり、今日までの間サイトの見た目は幾度となく変わった。
まだあまり人気の無かった2005年のころのYouTubeがどんな感じの見た目だったのか、ほとんどの人は知らないのではないだろうか?
そこで私は、Webサイトの過去を閲覧することが出来るサイト「Wayback Machine」を使用して、最初期の2005年のころのYouTubeはどんな感じだったのか調べてみた。
よくある「調べてみました!」系ブログとは違い本当に良い情報を書いているので、是非最後まで見ていってほしい。
2005年のころのYouTubeトップページ
まずはYouTubeのトップページだ。1枚目の画像は2005年6月14日のYouTubeトップページである。
(引用元: https://web.archive.org/web/20050614234128/http://www.youtube.com/)
全体的に黒色で構成されているようだ。
真ん中には「Latest Tags(訳: 最新のタグ)」と書かれている。2枚目の2005年12月17日のYouTubeトップページの画像を見ても分かるが、実は当時のYouTubeでは動画一つ一つに「タグ」という今で言うハッシュタグのようなものが付けられている。自分で付けるものなのか他のユーザーに付けられるものなのかは分からない。この情報から推測するに、おそらく「Latest Tags」のところに羅列されているワードは、最近YouTubeで使用されたタグを「使用された日にちが新しい順」に並べたものなのだと思われる。(あくまで推測なので鵜呑みにしないように)
下には「Featured Videos(訳: 注目の動画)」と書かれており、そこには名前通り注目の動画が5本羅列されている。おそらくYouTube運営がセレクトした動画なのだろう。
2枚目の画像は2005年12月17日のYouTubeトップページである。
(引用元: https://web.archive.org/web/20051217110722/http://youtube.com/)
少し機能が増えたようだ。
注目すべき点は上側にある「Friends」という箇所と、真ん中のあたりにある「Recently Viewed(訳: 最近閲覧されたもの)」という箇所だ。
実は当時のYouTubeには、他のユーザーとフレンドになることが出来る機能「Friends」があった。
そして「Recently Viewed(訳: 最近閲覧されたもの)」。見た感じ「1秒前に閲覧された」とか「2秒前に閲覧された」とか書かれている。もうこのころから既にYouTubeは人気だったのだろうか。
2005年のころのYouTube動画の概要欄・コメント欄
3枚目の画像は2005年12月18日の時のあるYouTube動画の概要欄である。
当然だが今とだいぶ違う。
上側には、初期のYouTubeに存在していた高評価・低評価に代わる動画評価システム「五つ星評価」がある。
真ん中には、動画に関する情報だけでなく、「User Details」と書かれたユーザーに関する情報も載っている。
「I was on the site 2 hours ago.(訳: 2時間前にYouTubeにいました)」と書かれている。昔のYouTubeにはユーザーの最終ログイン日が分かる機能があるのか。この機能今のYouTubeにも欲しい。
下側には「Sites linking to this video(訳: このビデオのリンクが貼られているサイト一覧)」という欄がある。それぞれのサイトで何回動画がクリックされたかの統計も載っている。
4枚目の画像は2005年12月18日の時のあるYouTube動画のコメント欄である。
全体的に黄色で構成されている。
コメントを書き込んだユーザーの「動画投稿本数」、「動画をお気に入り登録した回数(当時のYouTubeには「動画をお気に入りに追加する」という機能があった)」、「フレンドの数」が書かれている。
一番上のコメントに「6 months ago」と書かれていて一番下のコメントに「4 months ago」と書かれているということは、2005年のYouTubeコメント欄は古い順でコメントが並んでいたのか?
2005年のころのYouTubeチャンネルのページ
5枚目の画像は2005年11月3日の時のあるYouTubeチャンネルのページである。
(引用元: https://web.archive.org/web/20051103013436/http://www.youtube.com/profile.php?user=ScottEvil)
非常にシンプルだ。しかし情報量は多い。
最終ログイン日から本名、年齢、性別まで書かれている。Facebookか。
知っている人も多いと思うが、現在YouTube再生回数世界一位の動画は「Baby Shark」という子供向けミュージックビデオだ。
この動画は欧米の童謡を真似て作られたミュージックビデオで、再生回数はなんと157億回。
世界二位の動画「Despacito」は再生回数86億回。実に70億回以上もの差が開いている。
またViewstatsによると、Baby Sharkは現在も1日300万~350万回のペースで再生回数を伸ばしており、もはや誰にもこのミュージックビデオは抜かせないだろうと思っていた。
_____「Temu's Big Game Ad」を知るまでは。
-
現在、そんなBaby Sharkを抜かしそうな勢いで急速に再生回数を増やしている動画がYouTube上に存在することをご存じだろうか?
その名は「Temu's Big Game Ad Encore TV Commercial 2024」。投稿日は2024年2月12日で、再生回数は3,360,898,378回。(記事執筆時点)
この動画は、ショッピングサイト「Temu」の公式チャンネルが投稿した動画である。
再生数も再生数の増加スピードもガチでえげつない
なぜこの「Temu's Big Game Ad Encore TV Commercial 2024」が将来再生数世界一になるかもしれないと考えるのかというと、「再生数」と「再生数の増加スピード」がガチでえげつないからだ。まず上記のように、再生回数は33億回を超えている。これだけならまだ超えることは出来なさそうだが、この動画、「再生数の増加スピード」もえげつないのだ。
Viewstatsによると、この動画は投稿からわずか1年足らずで30億再生を突破したとのことで、また現在も1日600万回弱~850万回のペースで再生回数を増やしているバケモン。Baby Sharkの再生回数増加スピードをはるかに上回っており、このままでは将来抜かされてしまうだろう。
もうすでに・・・?
ちなみにこの動画、もうすでにYouTube再生回数世界ランキングにおいてかなり上位に入っている。
Viewstatsによると、この動画はYouTube再生回数世界ランキングの世界40位にランクインしている(9位の動画は非公開になっているため実質39位)。ジャスティン・ビーバーの「Baby(世界42位)」、アデルの「Hello(世界49位)」といった名曲の数々をも上回ったのだ。
なぜここまで再生回数を増やしたのか?
実は、YouTubeでは「動画をYouTube広告に出稿すると、広告で流れた分だけ再生回数が増える」というシステムがある(ただし30秒以上ある広告は30秒間視聴しないと再生回数にカウントされない・30秒未満の広告は最後まで見ないと再生回数にカウントされない)。この場合、再生回数は増えるが、流れてきた広告に高評価は押せないため高評価数は再生回数に比べて極端に少なくなる。
この「Temu's Big Game Ad Encore TV Commercial 2024」も、再生回数に対して高評価数は7.5万件と非常に少ないため、この手法を使っていると考えられる。
※注意※
筆者はTemuを支持していません。またステマや案件などでもありません。Temuは非常に賛否両論のあるサイトです。もし利用したいと思った場合は、Temuについてしっかり調べた上で、慎重に利用しましょう。
「Temu's Big Game Ad Encore TV Commercial 2024」のリンク:
「Evolution of Dance」とは、昔大きな話題を呼んだ海外のダンス動画。投稿日は2006年4月7日で、再生回数は314,160,916回。(記事執筆時点)
この動画は、タイトルの通り様々な曲を「古い曲から順番に」踊っていく動画である。(後半は順番ではない箇所もあるが)
曲名一覧はこのようになっている。(ソース: https://www.youtube.com/watch?v=dMH0bHeiRNg&lc=UgwanN5YcFmFTEzgVi94AaABAg)
流石に何の曲が流れているかは分からないので他の方のコメントを引用させていただきました。
空前の大バズり
この動画は投稿された直後大バズり。まだ投稿から2か月しか経っていない2006年6月に「世界で最も視聴されたYouTube動画ランキング」1位となる。その後も2010年10月までTop5に入り続けた。この動画は、まさにYouTube黎明期の代表のような動画となったのだ。
投稿者は今も生きている
投稿者のYouTubeチャンネルは今も更新されている。4年前から更新が止まっていたが、2024年10月4日からショート動画を高頻度で投稿し始める。つい2日前にも動画が上がっていた。
豆知識: 実はこの「Evolution of Dance」、2006年に撮られた動画ではない。2001年3月17日に行われたパフォーマンスだった。
「Evolution of Dance」のリンク:
以前、「YAJU&U」というミュージックビデオが「日本で最もコメントされたYouTube動画ランキング」に猛烈なスピードで迫っているとブログに書きました。
YAJU&Uは2月14日~3月15日の30日間で21万件コメント数を増加させたため、この文章を書いた当時私は「もうYAJU&Uがコメント数日本一になるんじゃね?」と考えていました。
しかし先日、私の記事「日本で最もコメントされたYouTube動画ランキング」にこんなコメントが。
私は「ショート情報」というチャンネルの最新のショート動画を確認してみました。すると、本当に2日で数万件のコメントが寄せられている動画があったのです。
「これはヤバいんじゃないか、YAJU&Uの日本一達成が阻止されてしまうんじゃないか」と私は不安になってしまいました。
しかし、「この情報は皆さんに共有しなければならない」という謎の使命感も生まれました。
というわけで、この「ショート情報」の動画について解説していきます。それではどうぞ。
-
現在日本のYouTubeでは、急速に、いや超絶急速にコメント数を増やしている動画が存在する。
その名は「ヒ〇キンさんに勝つ方法を思いつきました!」という動画。
内容は単純で、「YouTubeには、アルゴリズムという『動画がオススメに乗るかどうかが決まるシステム』が存在します。しかし、そのアルゴリズムをバグらせてオススメに乗りまくる方法を思いつきました!それは、この動画を見ている皆さんが高評価・登録・コメント・共有して、この動画にあるコメント全てに返信すること。皆さん力を貸して!」と呼びかける動画。
もうコメント数が急速に伸びている理由は分かっただろう。そう、動画を見ている視聴者に「コメントして!」と呼びかけているのだ。
しかも「動画に付いているコメント全てに返信して!」とも呼びかけているため、コメント数は案の定とんでもないことに。
ユーチュラによると、この動画が投稿されたのは3月16日の午後6時とのこと。なのでちょうど2日後の3月18日午後6時にこの動画のコメント数を見てみたら、なんとコメント数は8.3万件だった。
つまり、投稿から2日で8.3万件ものコメントが寄せられたということ。YAJU&Uの現在のコメント数の増加スピードは1万件/日程度なので、増加スピードという点では完全に大敗。このままでは一瞬で抜かされてしまう。しかも現在コメント数日本一のYouTube動画のコメント数は54万件程度という割と行けそうな数なので、この動画が日本一の座を奪う可能性があるということなのだ。
「ヒ〇キンさんに勝つ方法を思いつきました!」のリンク:
-
追記(この記事を書いた数十分後)
今見たらコメント数8.7万件になってました。
追記(2025年3月21日)
筆者はこの動画のコメント数を毎日監視しているのですが、どうやらコメント数の増加スピードがかなり落ちたみたいです。これで一旦はYAJU&Uが抜かされる心配はなくなりました。
「김프로KIMPRO」とは、世界で最も登録者が多いショート動画系YouTuber。2017年11月12日にチャンネルを開設し、2022年8月1日に動画を初投稿。登録者数は9300万人で、総再生回数は58,288,007,436回。(記事執筆時点)
このチャンネルは上記の通り、ショート動画を中心にアップしているYouTubeチャンネルの中で最も登録者が多いYouTubeチャンネルである。Social BladeのYouTube登録者数世界ランキングに当チャンネルより登録者が多いショート系チャンネルがないのがその証拠である。
また、韓国で2番目に登録者が多いYouTubeチャンネルでもある。(1位はK-popグループ「BLACKPINK」)
メンバー
このチャンネルは実はグループ系YouTuberで、たくさんのメンバーが所属している。当チャンネルに出演しているメンバーはかなり多いため、よく出演しているメンバーだけを紹介する。
このチャンネルによく出演しているメンバーは、「Jun」という男性と、「kkubi」「hayoung」「Heerim」という3人の女性である。
初期のころはJunとkkubiだけで活動していた。それから徐々にメンバーが増えていった感じだ。
「[SUB] EP.1 KIMPRO Workshop」という動画で、この4人の姿を見ることが出来る。
やはり美容大国の韓国のチャンネルなだけあってルックスが強いメンバーが多い。
ただ最近の動画ではHeerimが全く登場しないので少し心配である。
お色気路線の動画で大バズり
私は登録者数1000万人台の時からこのチャンネルを見ているので知っているのだが、このチャンネルは2023年7月ごろにお色気系のショート動画で世界的にバズっていた。億再生超えの動画をポンポン出していた。その影響で2023年7月には月間登録者数が300万人を超え、同年10月には月間総再生回数が30億回を超えるという世界的なバズを巻き起こす。その後もしばらくはお色気路線の動画を投稿していた。(現在はそれらの動画をすべて非公開にしている)その結果、2024年5月に登録者数4000万人を達成した。
しかしそれでも満足しないのがKIMPROだった
しかし、登録者数4000万人超えという非常に大きな知名度を手に入れても満足しないのがKIMPROだった。彼らはさらに登録者数を増やす作戦を練った。
その作戦とは、「見た人に登録ボタンを押させるように誘導する」というもの。動画の最後に高評価ボタンと登録ボタンを押す動作を入れ、動画を見た視聴者がそれに釣られて登録ボタンをポチっと押してしまう、という作戦だ。私はこの作戦を「登録誘導」と呼んでいる。
登録者数8500万人超えのショート系YouTuber「Alan Chikin Chow」もこの手法をマネしているし、登録者数3000万人超えの日本のショート系YouTuber「Saito」もこの手法をマネしている。
また、動画の投稿スタイルも大きく変え、お色気路線からコメディ・ストーリー路線に変更。
その結果、登録者数がお色気路線時代よりも爆伸びする。2024年の8月と同年9月の2か月間、月間登録者数700万人超えという快挙を果たし、また半年以上月間登録者数450万人超えを維持。
そして2025年3月2日、ショート動画系クリエイターとしては前人未到の登録者数9000万人を達成。今もなお登録者数を急速に伸ばしているという状況だ。
人気アイドルとコラボ
KIMPROは2024年12月6日、人気のK-popグループ「Candy Shop」とのコラボ動画を投稿。Candy Shopと一緒にショート動画を撮るという内容だ。
また、実際に撮ったショート動画をYouTubeチャンネル上にもアップしている。YouTubeで「@kimpro828 Candy Shop」と検索すると出てくる。
「김프로KIMPRO」の公式チャンネル:
もう皆さんご存じだと思うが、YouTubeにはネットミーム「野獣先輩」をもとにして作られたAI楽曲「YAJU&U」が存在する。
しかしこの「YAJU&U」という動画、コメント数の増加スピードがガチでえげつないのだ。
早速だが直近39日間のコメント数のグラフを見せていく。そしてそのあとそのグラフについて解説する。結論をまず話した後説明に入るのが一番わかりやすいって言いますからね。
(ちなみにこのグラフは私が作成しました)
ソース(というか情報源)はこちら。
このページのURLの末尾にある数字を86,400ずつ減らしていくことで全てのデータを取得した。
それではこのグラフについて詳しく解説していく。
2月14日(約39日前)はまだコメント数は大したことなかった
2月14日時点ではまだコメント数は4.5万件程度だった。Lemonやうっせぇわ(コメント数: 23万件)のような名曲にはまだ遠く及ばなかった。現在のコメント数増加スピードは1日3万件だが、この2月14日時点のあとしばらくは1日4000件前後程度の増加スピードだった。
1000万再生達成
2月25日にYAJU&Uは再生数1000万回を達成。それに伴いコメント欄も盛り上がり、コメント数が1日で2.1万件増加する。この辺りからコメント数の増加スピードが上がっていく。
コメント数の増加スピードがどんどん加速
上記のように以前はコメント数の増加スピードは1日4000回前後だった。しかし1000万再生達成後コメント数の増加スピードが上がり出す。2月25日~同月28日の3日間でコメント数が2万件増加(1日平均6666件)。2月28日~3月4日の4日間でコメント数が3万件増加(1日平均7500件)。そして3月8日~同月21日の14日間は毎日1万件ずつ増加(1日1万件)。
そして現在
そしてついこの前Adoの「うっせぇわ」のコメント数を抜かし、3月14日に米津玄師の「Lemon」のコメント数を抜かす。しかも現在さらにペースアップしており、1日3万件のペースでコメント数を増やしている。また、PLAYBOARDによると、3月10日~同月16日の1週間に最もコメントされた音楽動画ランキングで世界1位にランクインしたとのこと。(ちなみにその次の週も世界1位)そして、過去30日間で30万件以上ものコメント数が寄せられた模様。もう、もはや誰にも止められない。
-
追記(2025年3月17日)
他のコメント数の多い動画の全盛期はどんな感じだったのか?
「ただ大きい数字を見せられただけでは凄さがよく分からない」という方もいるだろう。そんな方のために、現在コメント数日本2位の「ツキヨミ」は、全盛期どれぐらいコメント数が増えていたのか調べてみた。
おそらく1億再生達成寸前が全盛期だと思われるので、その期間にどれだけコメントされたのか調べてみた。
https://playboard.co/en/chart/video/most-commented-music-videos-in-japan-total?period=1676592000
https://playboard.co/en/chart/video/most-commented-music-videos-in-japan-total?period=1679184000
こちらの2つのページによると、ツキヨミ1億再生達成直後~その30日前の期間の間に増加したコメント数は9万件ちょっととのこと。
このデータを見ても分かる通り、YAJU&Uのコメント数の伸びは本当に異常だ。
「YAJU&U」のリンク:
今回は、日本で最も登録者が多いVTuber(バーチャルYouTuber)ランキング Top 15を紹介していく。
ランキングの作成方法
PLAYBOARDの「日本で最も登録者が多いVTuberランキング」から、日本のVTuberではないのになぜかランクインしているチャンネルを手動で除外し、日本のVTuberなのになぜかランクインしていないチャンネルを手動で追加した。スパチャ額はPLAYBOARDから、月間登録者数推移はSocial Bladeから。それでは早速紹介していく。
15位: 壱百満天原サロメ / Hyakumantenbara Salome (登録者数: 181万人)
VTuberグループ「にじさんじ」のメンバー。初配信で自身の胃カメラを映したことなどが話題になり、開設から1ヵ月も経たずに登録者数100万人を突破した。
14位: Subaru Ch. 大空スバル (登録者数: 184万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。
13位: Kuzuha Channel (登録者数: 194万人)
VTuberグループ「にじさんじ」のメンバー。
12位: Okayu Ch. 猫又おかゆ (登録者数: 195万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。友達がこの人好きらしい。
11位: Noel Ch. 白銀ノエル (登録者数: 200万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。
10位: しぐれうい (登録者数: 206万人)
このランキングに載っているチャンネルの中で唯一個人が運営しているYouTubeチャンネル。
9位: Korone Ch. 戌神ころね (登録者数: 219万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。
8位: Aqua Ch. 湊あくあ (登録者数: 226万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。2024年8月28日にホロライブから卒業。
7位: Miko Ch. さくらみこ (登録者数: 233万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。
6位: フブキCh。白上フブキ (登録者数: 255万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。なぜ「.」ではなく「。」なのか。
5位: Suisei Channel (登録者数: 264万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー「星街すいせい」の公式YouTubeチャンネル。去年リリースされた曲「ビビデバ」が大きな話題を呼んだ。
4位: Pekora Ch. 兎田ぺこら (登録者数: 269万人)
VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー。
3位: hololive ホロライブ - VTuber Group (登録者数: 275万人)
VTuberグループ「ホロライブ」の公式チャンネル。
2位: KizunaAI - A.I.Channel (登録者数: 307万人)
VTuber界の親分。
1位: Marine Ch. 宝鐘マリン (登録者数: 386万人)
見事1位に輝いたのは、VTuberグループ「ホロライブ」のメンバー、「宝鐘マリン」だ。
1位なだけあって、累計スーパーチャット額も月間登録者数もバケモンレベル。
このランキング、ホロライブメンバーが大半を占めている。ホロライブの人気がよく分かった。
最後に、筆者が作った「このランキングを1枚にまとめた図」を載せておく。
今回紹介する動画は、「Fur Family」氏が投稿した「Guinea Pigs Play Tug-of-War With Blade of Grass(訳: モルモット、草の葉で綱引きをする)」という動画。
この動画は19秒の短い動画ですが非常に癒される内容となっています。
内容は、草の葉を一匹のモルモットが左側から食べ、もう一匹のモルモットが右側から食べるというもの。二匹はだんだんと、「餌のもう半分が別のモルモットに食べられている」ということに気づいたような表情になっていきます。
そして餌が残りわずかになると、餌戦争が勃発。二匹は餌を歯で引っ張り合います。そしてどちらかが勝つかと思いきや、なんと草の葉は半分ずつに破れ、引き分けとなります。二匹は「あっ、引き分けか・・・」と言っているような表情をしながらも、むしゃむしゃ残りの餌を食べる、そんな動画です。
食べている間足を体の中に隠しているのも可愛いし、なによりフォルムが可愛いです。
この動画は話題となり、記事執筆時点では3681万回再生されています。
「モルモット、草の葉で綱引きをする」のリンク: