でも今日は少し違いました。
生徒さんの中でも、笛を通じて一人で歩き始めた子がいます
いろんな刺激を受け、いろんな項目に追われながらも対処して1年くらいでしょうか。
まだまだ勉強することもあると思うし、もっと強い意識で切り替えて挑むこともしてほしい。
でもそれは私のお節介かもしれません。
自分が教えてきて、もっと教えたいこともありますが、ここのところなんとなく
「違和感」を感じていました。
そこで、稽古終わりに
「期間を決めて一人でいろいろやってみませんか」と話してみました。
自分の笛のベースはなんだろう?
この項目についても話しました。
うちに来ている以上、「三曲」のジャンルには強いはず。
楽譜にはない間合いを経験していることは強みだと思います。
なのでそこを学んできた本人にとってベースとして感じていて欲しかったのですが…
いまいち違うよう。
この辺りの「違和感」を感じていました。
本当はそんなこと言いたくないです。
戻ってこないかもしれない。
でも、その子がしっかり信念をもってぶれずにやっていけるのであればと思い切って話しました。
本人も悩んでいたようで泣いてしまいました。
正直つらかったです。
私も一時期父から「一人でやってみんしゃい」
ということで丸投げされた経験があります。
結果身にしみることばかりでした。
でもそれで今があります。
凄いことも派手なこともできませんが、しっかり歩けてると思います。