毎週欠かさず読んでいる「アドバタイムズ」。



週に1回発売される広告の新聞なのですが、先週号に非常に興味深い記事がありました。



マーケティングで用いられる消費行動モデル「AIDMA」「AIDEES」に変わりつつある、という記事です。



「AIDEES」とは、「Attention(注意)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Experience(購入・体験)」「Enthusiasm(ブランドに心酔)」「Share(推奨)」のそれぞれの頭文字を取ったものです。



これは要は、「Share(推奨)」がかなり重要で、消費者のメディア力に注目しており、売ったあとのケアを重視しているのが特徴なのだそうです。



しかし、最近我々が使っていた「AIDMA」や、新しく「AISAS」モデルがある中で、「AIDEES」は一体どう違いがあるのでしょうか。というか、一体何が正解なのでしょうか。



実際にこれらのモデルを使って、クライアントに提案する時に困りますよね。



しかし、いろいろと考えましたが、これらはすべて正解なのだと思います。



要は、消費者の行動がそれだけ多伎にわたるということ。



それだけマーケティングの世界は複雑になっている、ということなのだと思います。



これらのモデルをうまく使えるように、常にクライアントの課題と向き合っていきたいと思います。