エントリーシートなどの書類を郵送する際、◯月◯日まで、と書いてあるとします。
あなたはその前日の夜に郵便の窓口まで行って、速達で送る、というようなことをしていませんか。

もしギリギリ間に合えば、という思いでいるのなら、そこは考え直したほうがいいでしょう。

採用側の方のことを想像してみてください。
締切日当日の朝10時くらいに、速達の郵便物がどっと押し寄せてきた時の気持ちを。

あなたはそれをひとつひとつ開封して、読む気になれますか。

締切日に間に合っているのだから、みな公平に読んでもらえると思ったらそれは間違いです。
そんな会社の人事部というのは暇はありません。

あなたがどんなに内容が素晴らしい書類が書けてたとしても、そんなつまらない理由で開封もされず捨てられるということだってあるのです。

締切りには余裕を持ちましょう。

そんな面も踏まえて、総合的にあなたという人材を評価されるのです。
梅雨も明けて本格的な夏がきました。
内々定がでた人は最後の夏休みを謳歌しようと思っている人も多いことでしょう。

内々定がでていない人は、そんな友人たちを羨み、悩んでいることも多いでしょう。
しかし、そこで焦ってはいい結果はでません。
本格的な秋採用が始まるのはこれからです。

今年は震災の影響もあって、採用側も混乱を生じました。
秋採用できちんと整えて、来年の春に向けて準備しようとする企業も多いのです。

秋採用こそがチャンス、です。

中には、すでに内々定をもらっているのにも関わらず、もっと自分に合った企業があるのではないか、などと考えてる人もいるでしょう。

就職活動をやり切る、と決めたら、とことんやり切るべきです。
来年春に就職してみて、「こんなはずじゃなかった」などと思うようなことがないようにしましょう。

7月中は、改めて自己分析をし直して、なにが自分に足りないのか、なにが自分の持ち味なのか、考える時間をもちましょう。
東大生は仕事が出来るのか。
優秀なのは勉強だけではないだろうか。

世の中で時に聞かれる疑問です。
要するに「学歴=仕事の能力となりえるのか」、という
命題です。
著者たちの考えでは、
「答えは、東大生は猛烈に仕事が出来る。」です。

東大や早稲田に通った経験を持つ筆者たちが感じたその根拠は、
下記の通りです。
年間たった3,000人の学生だけが東大に入ります。
その彼らは、限られたテスト時間や、
小さな時から積み上げてきた本人と周りの努力を
無駄にしないかというプレッシャーに打ち克つ冷静さを、
日本一のレベルで持ち、
自分の夢や目標の達成のため、日々の地味な
ルーティーンワーク(学習)にも取り組む
強靭な意志も持ち合わせています。
一部の天才タイプを除き、彼らは、
与えられた課題をどの様に捉え、理解し、
どこからどの様にして取り組めば
一番の成果をあげられるのか
シンプルな答えを出す能力を小さな頃から
養ってきました。

ですから、多くの仕事で問われるほとんどを
東大生たちは大学入学時にすでに身につけているのです。
この東大生達にも勝負するのが仕事の世界であり、
その入り口である就職活動。
東大生ではない学生たちが彼らと伍する唯一の方法は、
何か抜きん出た経験を持ち、自分なりの
哲学へとおとし込んでいることです。
(ここでの「哲学」:自分の言葉で説明できる体系だった経験則)
「経験」とはたとえば、スポ—ツで自分の限界を越えたこと、
大手企業の企画した学生コンペで優勝したことや、
仲間と立ち上げたサイトの飛び込み営業で
とにかく一番の成績を上げ続けたことや、
ボランティアサークルを仲間と組織し継続する団体
に育てあげたこと、
ロボットコンテストでチームで入賞したこと。
または、留学先でのひどい体験から、とことん語学を克服し
勉強し尽くしたこと、もしくは、
この楽器のこの曲なら世界の誰にも負けない、
ということでも良いでしょう。
研究室にこもり、ただひたすら極小の単位と
戦い抜いた数年間でも良いでしょう。

とにかく「私は大学時代にこれをやりました」と言い切れる
何かを持つこと。

それがあれば、どこの一流企業でも、どの研究機関でも、
国連でも、世界的企業でもあなたには入るチャンスがあります。
20代で起業し、成功できる可能性もきっとあるでしょう。
学歴社会は依然根強く、しかしその弊害に負けず
しなやかに生きる方法もあるのです。
大学1年2年の時は、時間に自由がききます。
また3年4年の時でも、本当に自分が今優先すべきことだけを選んで
自分の人生の目的に沿わない無駄な約束は作らず、
無駄な時間を全て削ぎ落とば、時間は創れます。

大学生の時は、難しいことを引き受けてみよう。
自分が最も苦手と思うことや、責任がもっと大きくなること、
または人が面倒臭がって他人任せになること、
例えばサークルの代表や、何かの委員長、
または研究室の重要プロジェクトの責任者、
もしくはとにかく手のかかる、しかし重要な単純作業など。

これらを何か引き受けて、出来る様になると、
就職活動だけではなく、あなたの人生の選択肢が
劇的に広がります。
会える人たちのおもしろさが変わります。
それまで想像もできなかった様な出来事が起き、
やがてそれが自分のスタンダードになっていきます。
つまり自分の感覚や自分の中の常識、
一緒にご飯を食べる相手の質、あなたの人生の豊かさに関する
全てが向上します。

始めは、やっぱりうまくできなかったり、
人の期待を裏切ってしまうこともあります。
失敗もして、『なんでこんなことを選んじゃったんだろう』とか
疲れている時や色々なことが重なり落ち込んだ時などには
『なんで僕が(私が)任されなきゃいけなかったんだろう』、
とか、思ったりします。
でも、その失敗の経験を決して忘れず、うまくいかなかった
原因と向き合う限り、必ずその挫折の経験値は
あなたを、なりたかったあなたへとぐんぐん近づけてくれます。

人の嫌がる作業などは、特に地味です。
また、組織のトップの人などは、その実態はボランティアの作業が
圧倒的に多いです。
でもとにかく身を傷めてでもそれらに懸命に取り組む姿勢は、
そこを乗り越えてきた人たちが必ず遠くからあなたを見ていて、
時間が経った頃に、そっと人生の転機となる様なチャンスを
与えてくれます。
その内容は具体的にお金という形であったり、
就職活動での最高の情報であったり、
生涯付き合う人生の恩人との出逢いであったり
内容は違えど、必ずあなたは受け取るはずです。
なぜなら強い意志を貫いた周りの先輩たちが
自分の壁を越えようともがいたあなたを放ってはおかないからです。
そして、ここはどうか覚えておいて下さい。
あなたが何かを実行してすぐにではなく、1年後や3年後、時に7年後など、
時差はかなりあるにせよ、必ずあなたは
『あの時自分の一番苦手なことに向き合っておいて良かった』、
『難しいことを引き受けて本当に良かった』と思う時が来ます。

さぁ、将来、
ではなく、
今、
難しいことを引き受けよう。

人生をもっと豊かにしよう。
時間を守ること。そして嘘をつかないこと。

これが就職活動の大原則です。
社会人となること=時間を守ること。
よく言われたり、暗黙の了解事項であるこのルールの意味は、
仕事=約束を守ることにつながるためです。
そして約束を守ること=お金を頂くこと、につながるのです。
お金を頂ければ、生活が成り立ち、
上記のサイクルを懸命に繰り返せば、
きっと、やがて豊かな生活が叶い、
大切な家族を守れます。
お金に余裕があれば、プライベートの時間でも
自分の本当に好きなことにも打ち込めます。

つまり、時間を守ることが、社会への第一歩。
今日から実行できる就職活動の原則です。

OB・OG訪問や、面接、予約が必要な企業説明会など、
作った時間の約束は、絶対に守りましょう。
そして、もしも万一、時間の約束を破ってしまった場合、
誠実な謝罪の言葉の後に、嘘は一切つかず、
正直に遅刻した理由を相手に伝えましょう。
寝坊したのなら寝坊したと言いましょう。
忘れたのなら、忘れたと言いましょう。

どんな事情があれ、嘘だけは絶対にいけません。

相手も人間ですから(会社も、担当の方は人間です)、
寝坊もするでしょうし、仕事のアポイントメントを
1度くらい忘れてしまったこともあるでしょう。
誠意ある謝罪があり、その原因を次回から改める姿勢があれば
たとえ寝坊でも忘れたという失態でも、相手は許してくれます。
しかし嘘で塗られた言い訳は、その場はごまかせるかもしれませんが
後で全てを失います。
ですからどんなに逃げ出したくなっても、正直に伝えましょう。
そして、その前に、時間を守れる様に、
前日や、その前の前の日から事前の調整をしておきましょう。

時間を守ること。そして嘘をつかないこと。

これらの原則は、どの企業を受かった先輩たちにも
ビジネスマンにも、成功した社長にも共通する
社会の大原則です。