10月1日。労働者派遣法の改正が施行され、日雇い派遣が原則禁止に。いつぞやの記事でも書いたけれども、ちょっと前まで日雇い派遣の会社とも関わっていた。
9月中旬くらいから、日雇い派遣会社の業務廃止や廃業という話もいくつか聞いた。前に関わった会社も日雇い派遣を止め、直接雇用のアルバイトを紹介する人材紹介に切り替えた。ただ、これまでのクライアントからは一様に拒否反応が出ているそうで、仕事は激減しているとのこと。
仲の良かったスタッフからもちょくちょく電話が掛かってくる。大体が「何か仕事ない?」か「これからどうしよう」という内容のものばかりだ。当面の収入の道を断ち切られた訳でもあり、必死なのだろう。
幸い縁あっていくつかの業者とも知り合いなため、細々とではあるけれども自分経由で仕事を紹介出来てはいる。とは言っても、それほど多く仕事を抱えているわけではない。仲の良かった数人で仕事を回しあっているのが実情だ。それでも知っている人間が頑張っているのを聞くと、わずかながらホッとする。
ただそれでも、メインでやっている家具メーカーの現場へ出ているときに、ふと思うことがある。
日雇い派遣の現場で出会ったあんな顔やこんな顔。たぶんもう会うことはないであろう、名前も思い出せない人々の顔……。彼らの面倒を見ることは出来ないけれども、どこかで頑張っていてくれればと頭の片隅で思っている。


