アメリカに渡り13年が過ぎた今、
果たして自分の選択は、間違って
いなかったのかとか、日本で活動
し続けていたら、今頃どうしてる
のかとか、いろいろと考えてしまう
けど、こうして生活はできているので、
今までと同じ様に、突き進むのみと、
自問自答しています。笑笑
元々、スポーツ写真撮影から始め、
ファッション雑誌や、タレントの
ポートレート撮影などの仕事を主に
していましたが、3年ほどまえから、
会社を立ち上げ本格的に、ウエディング
撮影会社を始めました。
会社名の由来は、Websiteを
ご覧ください。
雑誌や広告撮影では、
商品が決まっており、商品イメージに
合わせてモデル選びをし、写真イメージ
に近づけるように、撮影をしますが、
フォトウェディング撮影では、
モデルが商品になるので、雑誌や広告
のようには、いかない。
2人のイメージに合わせて、写真の
イメージを作らなければなりません。
周りの風景も入れながらの
イメージ作りは、やりがいがあり、
自分の作ったイメージ写真に、2人が
共感してくれた時は、写真をやっていて
よかったと思える時です。
最近の皆さんは、いろんな写真を
見ているので、昔に比べたら、はるかに
「写真を見る目」が優れています。
そんな中、ウエディング写真のクオリティ
が高くなってきているので、今までの経験
で培って来た写真撮影技法や対処法とい
った「技術の引き出し」を、どんどん
引っ張り出せ、益々やりがいがあります。
でも、最近、他のウエディング写真を
見ると、写真の流行と言うものもあ
りますが、他の作品を真似た写真が、
すごく多い事がちょっと残念です。
写真の技術を身につけるには、他の
作品を真似て撮ってみたり、アシス
タント時代はよくやりました。
真似が写真を撮ってみて、技術を付け
次に、自分のオリジナリティを写真で
表現してから、始めて自分の作品と
言えると思う。
次のステップが、出来ていないで、最終的
に真似た写真を自分の作品と言っている
カメラマンが多いから、ウエディング写真
が、どれを見ても同じに見えてしまうん
だろうと思う。
カメラマンという職業は、時代と共に
流行と同じ様に変わっていってます。
その流行も取り入れながら、写真も自分
のものにしなきゃ、長続きはしないと思う。
特に最近は、みんな写真を見る目が
優れてますからね。
1円でも貰って撮影をした時点で、もう
プロなんだから、もっと自覚して活動して
いって欲しいと思う。
プロか素人。
セミプロなんて言葉は無いです。
なんかどこから目線だ。と言われちゃう
かもしれませんが、これは、自分自身にも
言い聞かせてることなんです。
結果なんてありません。
この職業は、終りなき勉強の毎日です。