今朝、無性に最初の彼を思い出した。
相当前のことで、相当未熟な生き様を振り返った。
そしておもったことは、その後の人生も全てファンタジーだったということ。
おの日あの時、自分が孤独で、バスの中から彼の姿を見ていなければ、今頃どうなっていただろうか。
自分だけファンタジーに浸っていて、彼は現実を生きていて。あっけなく終焉を招いていた。
見捨てられる恐れが強すぎて、彼の好意を信じ受け入れることができなかった。
不治の病を抱えて、彼は病んだ私が重かったのだろう。
その後、奇跡的な再会があったけれどなにもなく年月が過ぎ、4年前に彼が他界したことを奇跡的に知った。
きっと、誰の邪魔もせず、誰にも邪魔されることなく、好きなことだけして、現実感の中で生きぬいたのだろう。
今朝彼を無性に思い出したのは何故だろう。漫然と生きる私に息を吹き込んでくれたの?
姿は見えないけど、そばに来てくれてありがとう。今の生業はあなたの存在があって掴んだものなんだって、あなたの存在が宝物なんだとわかったよ。