今週は出資馬が2頭出走し、いずれも勝利とはなりませんでしたが、両馬とも今後につながる結果になりました。

 

バルンストック

11/05(土)福島・障害3歳上オープン(芝3350m・混)小牧加矢太騎手 結果7着

 

シュヴェルトライテ

11/06(日)東京・3歳上2勝クラス(芝1400m・混)M.デムーロ騎手 結果2着

 

 

バルンストックは、昇級戦であり、これまでで一番長い距離だったため、小牧加矢太騎手が中団から慎重に進め過ぎた感がありました。

 

結果として距離に問題はなさそうでしたので、もっと前に位置していれば着順はより良かったと思います。

 

ただ、そういった中でも1着とは0.5秒差と、着差はあまりありませんでしたので、障害オープンクラスでもやっていける手ごたえが感じられる一戦となりました。

 

また、課題だった馬体重がプラス18キロとなり、大きく増えたのも今後の好材料だと思います。

 

 

シュヴェルトライテは、前走13着から巻き返しての2着となり、2勝クラスの勝ち上がりが見えてきました。

 

距離を芝1600mから1400mに短縮しましたが、マツリダゴッホの仔ですし、父産駒が最も得意とするのが芝短距離ですから、まだ適距離を模索しているものの、1600mよりは1200m向きなのかなと思っています。

 

また、芝マイルはノーザンF系が強いカテゴリーですが、芝単距離はノーザンF的に苦手とするカテゴリーなので、強敵が比較的少なくなる1200m~1400mの方が上のクラスを目指しやすいと思います。

 

実際ノルマンディーの活躍馬は、芝1200mで活躍している馬が多いです。

 

優先出走の権利内で今回と同条件となると中1週になるため、続戦させるか池上調教師は悩んでいるようですが、無理はさせずに次走は中山芝1200mでも良いのではと思います。

 

 

来週はいよいよ、デアリングタクトがエリザベス女王杯へ出走となります。

 

完全復活となるのか、試金石の一戦ですね!

 

 

バルンストック

(バルンストックの募集時。募集馬ツアーに参加し牧場で話を聞きましたが、記憶が確かなら、直前に逃げ出して溝をジャンプして超えたそうです。その時から障害レースの素質があったのかも!?)