前回、キャロットの2024年産の当選馬のうち、×なし最優先で当選したジョイネヴァーランドの24の申込理由について、ついつい3,300字を超える長文で投稿してしまいましたw
今回はもう一頭の当選馬で、一般抽選で当選したグリューヴァインの24の申込理由について、前回より控えめに書き残そうと思います。
グリューヴァインの24
(牝、父ドレフォン、大久保厩舎、3,200万円)
【配合】
父ドレフォンは、2024年のJRAのダートサイアーランキングで首位を獲得し、2025年も首位をひた走っている。
勝利数の割合でも、芝2割、ダート7割ほどであり、ダート向き種牡馬ではある。
しかし、産駒の獲得賞金1位はジオグリフであり、他にも獲得賞金ベスト10にはデシエルトなど芝向きの馬が4頭ランクインし、芝向きの活躍馬も多い。
よって、ドレフォン産駒への申し込みにおいては、ダート向き、芝向き、どちらなのかをまず判断する必要がある。
そこで本馬であるが、次の理由から、明らかにダート向きの配合となっている。
①母はJRAダート3勝
②JRA勝ち上がりの兄姉は2頭いて、勝利は全てダート(リューデスハイム3勝、ヴィンブルレー1勝)
③母父はゴールドアリュールで、種牡馬時よりもダート向きの傾向
④ドレフォン×母父ゴールドアリュールは、JRAで12頭が出走して9頭が勝ち上がり、その全勝利がダート
⑤ドレフォン×ヌレイエフは基本ダート向きのニックス
距離については、父・母父はダートにおいて万能型ではあるが、母の現役時の3勝は全てダート1200mであることを考慮すると、少し短めに出ると思われる。
適性はマイル前後ではないだろうか。
なお、先にも述べたが、ドレフォン×ヌレイエフという基本ダート向きのニックス(タイセイドレフォン、クールミラボーなど)を有している。
また、ドレフォン×トニービンという大物を輩出するニックス(ミッキーファイト、デシエルト)も有している。
以上のように、母はドレフォンと相性が良い血を内包しており、ダート上級クラスを狙える可能性を持った好配合と言える。
【近親】
自分は以前、キャロットなど一部の一口馬主クラブの重賞馬と、その近親の競走成績や、母の何番仔であるかとの関係について調べた事がある。
その結果、重賞馬のほとんどが、次の項目を少なくとも1つは満たしていることが分かった。
①母の最終クラスが古馬オープン
②兄姉の中に最終クラスが古馬オープンの馬がいる
③祖母がJRA・海外の重賞勝ち馬
④叔父叔母の中にJRA・海外の重賞勝ち馬がいる
⑤曾祖母がJRA・海外の重賞勝ち馬
⑥母の4番仔までの仔
そこで本馬であるが、残念ながら上記の項目を一つも満たしていない。
これでは、重賞を勝てる可能性が極めて低いと言わざるを得ない。
しかしながら、②の項目については、募集時に満たしていなくても良く、募集後に兄姉が古馬オープン馬になっていたケースもある。
本馬は、半兄リューデスハイムが現在3勝クラスであり、同クラスで2着になった実績もある。
まだ4歳であり成長が見込め、古馬オープンクラスへ昇級する可能性はありそう。
重賞勝ち馬になれる可能性を備えるには、半兄リューデスハイムの活躍にかかっていると言っても良く、今後その走りに注目していきたい。
なお、上記の項目を満たしていなくても、オープン特別勝ちまで出世する馬はいる。
募集額は3,200万円と、キャロットとしては高くないので、そこまで出世できる馬になれば十分とも考えられる。
【馬体・動き】
3月9日生まれと平均的な早さの生まれで、馬体重はツアー時公表のもので452kg。
その他測尺では、胸囲の数値が上位で、他は平均的な数値である事を踏まえると、3歳春時点で460kg台、古馬で480kg台くらいの平均的な馬体重になりそう。
ある程度の胴伸びがあり、繋ぎはやや立ち気味で、やや曲飛気味。
動画では、脚がやや短めに見える。
動画での動きは、体の連動性があってリズム良く歩けており、歩様に伸びもあり好感が持てる。
その中に、ダート馬らしい硬さも若干垣間見れる気がする。
ただし、現時点では、そこまで明確なダート向きの馬体や動きをしている訳ではない。
このあたりは、芝でも活躍馬を出すドレフォン産駒であるが故か。
距離適性も判断が難しいが、脚が短めな事もあり、短めの距離向きになる事はあっても、長距離向きになる事はなさそう。
なお、後述するが、当初は申込候補に入っていなかったため、ツアー時に動きを確認していない。
また、馬体については、後述するツアー情報で、より詳細に述べようと思う。
【厩舎】
大久保龍志厩舎は、現在JRAリーディング12位。
2024年も11位と最近成績が上昇し、全盛期であった2010年の6位、2011年の9位に近づきつつある、勢いがある厩舎である。
芝はマイル~長距離、ダートは全般的に成績が良く、中でもダート中長距離は得意としている。
重賞勝ち数は、芝20勝、ダート16勝(地方交流含む)であるが、近年ではダートでの勝利が多い。
ダートを得意とするためか、牡馬に比べると牝馬の成績に物足りなさが残るものの、今年に入り、牝馬のダブルハートボンドがオープン特別勝ちを収め、JpnⅢで2着するなどしている。
キャロットとの相性であるが、現3歳までに18頭が預託され、最も活躍したのはグリューヴルムでJRA4勝、獲得本賞金7,248万円と、少し物足りなさが残る成績である。
以上、牝馬・キャロット馬的には課題もある厩舎であるが、
①最近成績が上昇し全盛期に近い勢いがある
②ダートが得意
③今年に入りダートで牝馬の活躍馬が出た
という最近の状況も踏まえると、ダート向きと思われるグリューヴァインにとっては、悪くない厩舎だと考えられる。
【ツアー情報】
ツアー時に本馬を見て、引手の方に対しまず出たのが「バランスが良いですね」という言葉だった。
それに対し引手の方が、バランスの良さは厩舎でも1・2位であり、筋肉もあると言われたが、まさしく目を引く好馬体だった。
そのため、馬体を見て足を止めていく人も多かったようだ。
また、引手の方の考えも、本馬はダート向きではとの事。
前進気勢があり、色々な場面で前へ前へと出ようとするとの事だったので、頼もしい反面、距離は短めになる可能性もあるかもしれない。
この時点では、ダート向き牝馬に申し込みをする予定がなかったので、周回展示を見ず、質問もあまりしなかったが、今となっては大変もったいない事をしたなと思っている。
【結論】
稼ぎ処が少ないダート向き牝馬には、基本手を出さないが、母馬優先で申込予定だったサンクテュエールが骨折で募集取り消しとなり、申込戦略の見直しを余儀なくされた。
再度全馬を見直しする中で、将来のアワブラ入りの期待も込め、一般で落選したターシャズスターと同様の、父ドレフォンでダート向き牝馬の本馬が浮上した。
前述のとおり、本馬はダートの上級クラスを狙える好配合であり、厩舎で1・2位と言われる馬体のバランスも素晴らしい。
重賞勝ち馬になる可能性を備えるには、マイルールである近親の競走成績に課題はあるものの、半兄リューデスハイムの今後の活躍次第で、その課題を解消できる可能性もある。
また、大久保厩舎は牝馬の成績がイマイチで、キャロット馬で活躍馬が出ていないという課題もあるが、今年に入りダートで牝馬の活躍馬が出て、最近の成績も全盛期に近い勢いがある事から、これまでとは異なる厩舎として期待して良いかもしれない。
以上の全ての点を踏まえ、基本手を出さないダート向き牝馬ではあるものの、ダートの上級クラスでの活躍が期待できると考え、アワブラ入りへの期待も込め、一般で申し込む事となった。
前回よりやや控えめの分量になったものの、結局は3,100字程度の長文となってしまいましたw
今回も読んでいただいた方は、本当にお疲れ様でした!
今後は、ノルマンディーの1次募集馬について、書き残していく予定です。
グリューヴァインの24

