先週の台風18号に続き、大型の台風19号が広い範囲を暴風域に巻き込みながら日本列島を東寄りに進んでいます。
大型の台風19号は、鹿児島県枕崎市付近に上陸して九州南部を通過し、午後2時半ごろには高知県宿毛市付近に再び上陸しました。
今しがた大阪府岸和田市付近に再々上陸したようで、さらに速度を上げて北東へ進んでいるようです。
また、午後4時までの1時間には、高知県の土佐町で87ミリの猛烈な雨を観測したほか、高知県本山町で62ミリ、兵庫県淡路島の洲本市で44.5ミリ、徳島県那賀町の木頭出原で43.5ミリの激しい雨が降ったようです。
台風19号はこのあと西日本から東に進み、夜から明日朝にかけて東日本や東北にも近づいてきます。
14日の昼までに降る雨の量はいずれも多いところで、近畿と東海で400ミリ、四国で300ミリ、中国地方と北陸で250ミリ、関東甲信と東北で200ミリ、九州北部と北海道で100ミリ、北海道で14日の昼から15日の昼にかけて、多いところで50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
台風が追加した場所でも高波や土砂災害などの危険もあります。
みなさん、暴風や高波、土砂災害、大雨や高潮による浸水、河川の氾濫などに警戒するとともに、突風などにも十分注意しましょう。
外出せずに静かに過ごしましょうね。