この日は午後からある舞台を見に行く予定になっていたので、行く準備を整えO氏からの連絡を待っていました。
約束の時間からかなり過ぎてO氏から連絡が入り、午前の打ち合わせがかなり伸びたらしく、舞台の時間には間に合いそうにも無いので、「今日は中止にしましょう」などと話をしているときに、ふと、昨夜寝る前に「氏神様に挨拶に行かなくっちゃ」と思った事を思い出しました。
氏神さまというのは、それぞれの地域の守り神です。生まれた時にはお宮参りなどの形をとりお参りをし、ご挨拶を致します。
引越しをした時、ご近所にご挨拶をするのと同じように、その地域の氏神様にもやはりご挨拶に行き、その地域に住むことのお許しと、家族をお守り頂けるようにご挨拶に行かれる事をお勧めします。
そしてその事をO氏に伝えると「今から行きましょう」「はい、行きましょう」と、いつものようなフットワークの軽さで出発致しました。
数年前、私が住む地域の氏神さんに挨拶をしない訳にはいかないと思い神社に出向いたのですが、神社の前まで行きあまりにもの気味の悪さに、そのまま引き返してしまったと言う事がありました。
随分荒れ果てていて、いろいろな存在のたまり場になっているのだろう事は想像がつきましたが、おそろしくて行けませんでした。
今回それでも行こうと思ったのは、そのO氏との出会いにありました。
(O氏については、別の機会に必ず詳しくご説明致します。)
そして、私とO氏達との神社仏閣巡りは平成17年11月の××××から始まったのです。